タグ

2011年7月1日のブックマーク (1件)

  • 燃料電池車量産を4年後に控え、燃料電池が伸びる

    家庭用定置型(エネファーム)と燃料電池車、モバイルの3つが燃料電池の主な用途だ。燃料電池の普及量は触媒の出荷量から推定できる。田中貴金属工業が公開したデータから、2010年は、エネファーム、次に燃料電池車の研究用途が広がったことが分かった。 燃料電池の成長が著しい。特に水素などを燃料として100度以下の低温で動作する固体高分子形燃料電池(PEFC)の普及が進んでいる。用途としては家庭用燃料電池「エネファーム」が主力であり、今後は燃料電池車(FCV)に期待が掛かる。 PEFCは低温で動作するため、Pt(白金)を中心とした触媒が必要不可欠だ(図1)。逆に言えば触媒の出荷量から、燃料電池の普及度合いを推定できる。 燃料電池用触媒分野でシェアが最も高いと主張する田中貴金属工業によれば、2010年度(2010年4月~2011年3月)の触媒出荷量が過去最高を記録したという。同社は家庭用燃料電池向けと、

    燃料電池車量産を4年後に控え、燃料電池が伸びる