ブックマーク / nyaaat.hatenablog.com (10)

  • 孤独死と葬儀:身元保証人がいない高齢者の身元保証代行費用はいくら? - ニャート

    老後の過ごし方を考える上で、自分がひとりになり、しかも認知症になったらどうしたらよいのだろうという悩みは1つのポイントだと思う。 2022年10月、再放送していたNHK「Dearにっぽん」の「最期を託し、託されて」回では、身寄りのない認知症の高齢者の代わりに老人ホームの転居手続きを行う、身元保証人を代行するNPOが取り上げられていた。 今日は、身元保証人がいない高齢者が利用できる身元保証サービスについて調べてみたい。 身元保証人の代行サービスとは そもそも、身元保証人を代行するサービスとは具体的に何か。2017年に日総合研究所が実施した調査の報告書から、定義を引用したい。 身元保証等高齢者サポート事業とは、主に一人暮らしで身寄りのない高齢者を対象として、身元保証や日常生活支援、死後事務等に関するサービスを提供するものである。ただし、このようなサービスに対する公的な定義は存在せず、日ライ

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  • 風船だめ人間のブログ再開 - ニャート

    お久しぶりです。 まずは、ブログを休んだ約1年半の間に私の環境は激変しているのでご報告を。 近況 2020年春〜2021年秋:高齢者向け介護施設で働く(パート) 2021年春:結婚相談所婚活し、現在の婚約者と出会う 2021年秋:仕事を辞めて婚約者が住む隣県に引っ越し、二人で暮らし始める 2022年冬~:障害者向け介護施設で働き始める(パート) 私の母は軽い認知症(要介護度1)で、これまで私は実家で父母と暮らし、母をサポートしてきた。しかし、母の認知症はそれほど進行せず、あと数年は父と二人で暮らしてもらっても大丈夫そうだと思った(父は家事ができる)。これが結婚できる最後のチャンスと考え、婚活して今に至る。 私は一度離婚しており、ブログにも再婚はしないと書いていた。なぜ気持ちが変わったのかは、長くなるので後日書きたい。 パニック障害になってからの私は、普通の人にも、有名人のような個性あるだ

    風船だめ人間のブログ再開 - ニャート
  • トヨタの人事をやめた話から考える、会社という仕組みの閉塞感 - ニャート

    トヨタの人事を3年でやめた人(20代)のnoteが話題になっている。 彼は、調達部希望だったが人事部に配属→2年目の12月に社の労政室に異動、という変遷を経て、社会人としての人生に次のような疑問をもつ。 自分の人生を自分で決められない(希望しない部署への異動) 働く時間と場所の選択肢が少ない 情報がクローズで、情報を得るには飲み会などのイベント参加が必要 従業員のヘルスケア施策が一律(工場勤務が前提) こうしたモヤモヤは、従業員の多様な個性が尊重されない、人事労務管理の仕組みが原因であり、それを変えるべきなのは自分がいる人事部だと気づく。 そのため、会社の仕組みを変えていきたいと上司相談するが、「いつか偉くなればできるようになる」と言われるに留まる。 偉くなるには10年、20年かかる。20年後には環境は激変し、自らの感覚も20年分ずれているだろう。 3年目も後半に差し掛かってきて、ふと

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  • 時給980円分の覚悟|コロナと氷河期介護新人と自己責任(前編) - ニャート

    これは、時給980円で覚悟もないまま、職場で新型コロナウィルスに対峙することになった、就職氷河期世代の新人介護職(非正規雇用)の話である。 「非正規雇用は自己責任」という言葉から抜け出すため、5年間の実務経験が必要なケアマネジャーの資格を取るのを最終目標として介護業界に転職した。 とたんに、世界的なターニングポイントになるだろうコロナ禍が発生し、ある日突然、覚悟も支給マスクも防護服もないまま、コロナ感染が疑われる利用者様の介護を行うことになる。 自己責任を抜け出したくて、新たな「介護職を選んだのは自己責任」ループにはまった個人が、異常事態に目をつぶれるよう正常性バイアスによって思考を修正していく過程を記録しておきたい。 (今回は私が介護職を選ぶまでの話となるため、コロナとの遭遇部分だけ読みたい方は次回の後編をどうぞ) 内部告発は告発側のリスクが高すぎる 後編の途中で「これは新たなクラスター

    時給980円分の覚悟|コロナと氷河期介護新人と自己責任(前編) - ニャート
    harienikki
    harienikki 2020/04/20
    興味深いです。後編を楽しみにしております。
  • 叩かれて死にたくなったときのメモ(私信です) - ニャート

    ネットで知り合った方が、叩かれてお金もないので自殺したいと苦しんでおり、(何の役にも立たない気もしますが)死にたい気持ちを少しでもやわらげる方法を書いてみます。 ネットで叩かれて死にたくなったとき 私もかなり叩かれたり、個人的に粘着されたりすることがありますが、私が取っている対策や考え方は次になります。 見ない 偶然見つけてしまった場合も読まない 多数派の意見が、自分にとって正しいとは限らない ブロガーvs匿名の場合、ブロガーが圧倒的に不利 きつい言葉を使ってくる人は、語彙力が足りない 「批判」と言って、誹謗中傷をしている人が多い 気をそらして忘れる 見ない・偶然見つけてしまった場合も読まない 私は、はてなブックマークのコメントとかは、書いた記事に誤りがないか等のチェック目的以外にはほぼ見ません。エゴサーチもしません。 (だから、私に伝えたいことがある場合は、Twitterでリプライ投げて

    叩かれて死にたくなったときのメモ(私信です) - ニャート
    harienikki
    harienikki 2019/08/14
    生活保護は本当に困窮している方は迷わず受給していただきたいです。緊急性が高いのに真面目な方ほど「税金をもらったら世間に申し訳ない」と考える方が多い様に思います。
  • 稼げない「情報格差」|40歳働けない結婚できない私(4回目) - ニャート

    連載2・3回目は「自分の半生を振り返り、ダメだったポイントを分析する」ために学歴について振り返ったが、まだ自分の中で客観視できていないように感じた。 そのため、学歴と職歴の振り返りは一旦置き、今回から2〜3回分は「普通」のレールに乗ることをあきらめた今、自分が稼げない理由のひとつである「情報格差」「意識格差」などについて書いてみたい。 現状打開のヒントを含む情報にアクセスできない 私が陥っている「情報格差」とは、ネット情報のなかには、働けない稼げない私の現状を打開するヒントを含むものがあるのに、自発的に出合えていない状態のことだ。 テレビなどでは得られない情報を得るツールとして、SNSや知人などが挙げられる。 一般人のSNS利用率は2〜3割 一般人のSNS利用率はそれほど高くはない。 総務省「平成30年度情報通信白書」によると、2017年における個人でのインターネット利用率は80.9%。4

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  • 学歴を「換金」できない|40歳働けない結婚できない私(3回目) - ニャート

    前回、「私の両親は、私を偏差値の高い大学に行かせるという『投資』をしたのに、私がレールから外れたために、それに見合う金銭的パフォーマンスを得られなかった」と書いた。 格的に自分の学歴を振り返る前に、この現象が私個人の問題にとどまらないという視点から考えておきたい。 その前に、次が大前提であることをお断りしておく。 学歴がなくても優秀な人は非常にたくさんいる 仕事ができるかは、学歴に関係ない 職業に貴賎はない 学歴を換金できないケース 大学・大学院進学という「投資」をしたのに、得た学歴に見合う金銭的パフォーマンスが得られないケースには、次が挙げられる。 文系大学院への進学(就職できない・研究者になれない・法科大学院など) 就職氷河期世代などの就職難 病気などでレール脱落後の再就職 出産や育児、介護によるキャリア中断後の再就職 つまり、企業が想定する「大卒で正規に雇用され、私的な理由での中断

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  • 40歳働けない結婚できない私(連載1回目) - ニャート

    今後の生き方を考えていて、「最後はたぶん自殺するんだろうな」と当たり前に思っている自分に気づいた。 ふだん、お金がない以外はそれほど不満もなく(お金が最大最凶の不安要因だが)、ささやかな幸せを感じることも多い。それなのに、将来予想からは常に自殺が離れず、何かの拍子に苦しさが高まると「死にたい」と瞬間的に強く強く思ってしまうのをどうにかしたい。 私には次のような属性がある。 独身子なし(離婚歴あり) 自称1円ライター 貯金なし 恋人なし(永遠に) パニック障害(寛解中) 父と認知症の母と暮らす この属性を見ると、たぶん一部の容赦ない人は「生きてる価値ないし、死にたくなって当然」と思うだろう。 しかし、その「一部の容赦ない人」は私が勝手に想定している世間体であり、実際には存在しない。仮に存在しても無視すればよい。 私が自殺しないで生きていくためには、身の丈にあった自尊心を取り戻す必要がある。

    40歳働けない結婚できない私(連載1回目) - ニャート
  • 子どもがひきこもりなら、親が殺してもよいという風潮が怖い - ニャート

    元事務次官がひきこもりの長男を殺害した事件で、容疑者の供述が出てきている。 長男が事件直前、運動会中の児童らについて「ぶっ殺す」と発言していた 川崎市で児童ら20人が殺傷された事件に触れ、「長男が危害を加えてはいけないと思った」との内容の説明をしている 「児童ぶっ殺す」と長男 元次官、川崎殺傷よぎり殺害か:朝日新聞デジタル 私が怖いのは、「長男が当に「ぶっ殺す」と言ったのか、この供述を疑う人がだれもいない」点だ。 殺された長男が実はこうした発言をしておらず、親である容疑者が「川崎の事件が起こった今なら、同情してもらえるから殺害しよう」と思った可能性があるのに。 さらに、殺された長男の熊澤さんはひきこもりと報道され、両親とずっと暮らしていたように思われているが、実際には、実家に帰ってきたのは事件の約1週間前だ。 長男は高校に進学しましたが、その後、両親とは別々に都内の別の場所で暮らしていた

    子どもがひきこもりなら、親が殺してもよいという風潮が怖い - ニャート
    harienikki
    harienikki 2019/06/04
    私は背筋が寒くなりました。この親の犯罪に共感する人達は、親なら都合悪い子を殺して良いという論理になります。今までの親子関係の闇を殺人で清算し、川崎の事件に絡めれば同情されると思ったのか…。怖いです。
  • ひきこもりを殺さないで - ニャート

    ひきこもりが再び働き始めた朝に」で書いたように、私は過労でパニック障害になり、退社後はひきこもりになった。 働いていたときの貯金から生活費を出していたので、金銭的には親の負担になっていないはずだが、心理的には大きな負担を与えていたと思う。 パニック障害は、呼吸困難などとともに「このまま死ぬのでは」と強い不安を覚える発作が起こる。そのため、一時期は全く外に出られなかった。 人生に絶望した私はCG動画製作に没頭し、昼も夜もモニタを見続ける生活を送る。 飽きっぽい私が、そこまで何かにはまったのはこの時期だけだ。 いま振り返れば、挫折した(と思い込んだ)人生CG製作で取り返したいという代償行動だったのかもしれない。 家族から見れば、そんな私はさぞかし異常に映ったことだろう。 批判されて、夜中に隠れてパソコンを立ち上げるようになった。 ある日もそうして、暗闇にほの暗く光るモニタの中で踊る人形を見

    ひきこもりを殺さないで - ニャート
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