電通はグーグルグラス用アプリ「Dodge Glass」(ドッジグラス)を公開した。このアプリは「前から歩いてきた人と同じ方向によけ合ってしまう問題を解決するアプリ」というコンセプト。グーグルグラスの画像認識技術を用い、街中の歩行者の進行方向や速度を分析・予測し、ユーザーがよけるべき方向をリアルタイムで伝えてくれる。 また、このアプリが面白いのは、気になる異性に出会った場合、顔認識機能でその相手の顔の特徴を記録。グーグルグラスがユーザーの好みを認識し、好きなタイプの相手に出くわした場合はあえてぶつかる方向にナビしてくれる「ぶつかるモード(Bump Mode)」という機能が実装されている点。単に衝突を回避するだけでなく「運命の出会いをプロデュースする!」機能まで持つ点は興味深い。 この「Dodge Glass」をプロデュースしたのは電通のシニア・クリエーティブ・ディレクター、佐々木康晴氏を中心