[東京 29日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>が29日に発表した2015年4─6月期連結決算(米国会計基準)は、営業利益が前年比12.3%増の2354億円となった。引き続き毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」が重しとなったが、動画配信サービスなどのスマートライフ事業の伸びやコスト削減などが利益を押し上げた。 売上高に当たる営業収益は同0.1%増の1兆0769億円だった。新料金プランのマイナスの影響はまだ残るものの、スマートライフ事業が順調に拡大。タブレットなどの2台目需要も上積みに寄与した。動画や書籍、音楽配信サービスなどの「dマーケット」の契約数は前年比65%増の1235万件、1人あたり利用料は同30%増の1200円となった。