京都府福知山市動物園でニホンザルの赤ちゃん「みわ」が、イノシシの赤ちゃん「ウリ坊」にまたがって一緒に散歩する姿が人気を呼んでいる=写真=。 ともに雄で、生後1か月頃の6月に親とはぐれて保護された。ひと月ほどして2匹を近づけると“意気投合”。8月中旬から、みわはウリ坊の背中に乗るようになり、猛進する時もロデオばりにしがみついている。 同園では随時、2匹の散歩を公開。二本松俊邦園長は「生後間もないサルは、寂しがって抱きつく習性がある。イノシシは警戒心が強いが、みわには兄弟のように心を開いているようだ」と目を細めている。