女性初の参院議長を務めた扇千景(おおぎ・ちかげ、本名=林寛子=はやし・ひろこ)氏が3月9日午前7時56分、食道胃接合部がんのため東京都内の病院で死去した。89歳だった。告別式は3月27日正午から東京・増上寺光摂殿。喪主は長男、中村鴈治郎(本名=林智太郎)氏。扇氏は宝塚歌劇団出身の元女優で、1977年に自民党から出馬し初当選した。新生、自由両党などをへて保守党党首に就任。初代の国土交通相を務め、
「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などを手がけた脚本家・野木亜紀子さんが、沖縄の現状を丹念に取材して書き上げたサスペンスドラマ「連続ドラマW フェンス」がWOWOWで19日午後10時から放送・配信が始まります。(第1話の放送は無料。無料トライアルも可能)。過重な米軍基地負担、性暴力事件、さまざまな差別。野木さんは「(主人公の)キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話。沖縄のことをもっと知ってほしい」と語ります。(石原真樹) 「フェンス」のストーリー 雑誌ライターの小松綺絵(キー、松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の真相を暴くために東京から沖縄へ。被害者だというブラックミックスの大嶺桜(宮本エリアナ)の供述に不審な点があることから、観光客を装って桜に近づく一方で、沖縄県警の警察官・伊佐兼史(青木崇高)から情報を引き出し、繁華街で米兵に聞き込むなど体当たりで調査。日米地位協定の
57年前、静岡県で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」で、無罪を主張しながらも死刑が確定した、袴田巌さんについて、東京高等裁判所は再審=裁判のやり直しを認める決定をしました。有罪の根拠とされた証拠について、決定は「捜査機関が隠した可能性が極めて高い」と、“ねつ造”の疑いに言及しました。 袴田巌さん(87)は、57年前の1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で、死刑が確定しましたが、無実を訴え、裁判のやり直しを求めています。 9年前、静岡地方裁判所が再審を認める決定を出し、袴田さんは死刑囚として初めて釈放されましたが、その後の東京高裁は一転して再審を認めず、さらに最高裁が審理が尽くされていないと判断したことから、東京高裁で再び審理が行われる、異例の展開をたどっていました。 最大の争点は、逮捕から1年以上あとに現場近くのみそタンクから見つかった衣類についた血痕の色の変化で
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