インド南部タミルナド州で、井戸に転落した2歳児の救出に当たる人々(2019年10月28日撮影)。(c)AFP 【10月28日 AFP】インド南部で25日午後、2歳の男児が深さ26メートルの井戸に転落した。当局の発表によると、男児は事故発生から既に72時間以上が経過した28日になっても救出されておらず、救助隊は時間との闘いを強いられている。 タミルナド(Tamil Nadu)州の自宅近くで遊んでいた男児は、直径30センチの井戸に転落した。 熱感知カメラで男児の体温を観察しながら、パイプで酸素が送り込まれた。 男児は27日朝の時点で、意識は不明ながら呼吸はしていたが、それ以降の状態は確認できていない。 当局によると、男児は当初、地上から9メートル付近にとどまっていたが、その後直立姿勢のまま井戸の底まで落下したという。 現場の地元当局者は「時間との闘いだ」と述べている。 27日には救助隊が、石油
