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分析哲学と本に関するharuharu36のブックマーク (4)

  • 出版祝いの極私的後書き・その2 - Perduranceな日々

    id:shinichiroinabaさんの期待に応えるべく、昨日の予告通りexduranceについて書いてみた。とても長くなった…。 最初は「exduranceって要は段階説(stage theory)のことなんだからわざわざ別の用語を作る必要ないじゃん」と思っていたんだけれど、ちゃんと考えてみると、そう言い切るのはいろいろ厄介だということに気付いた。ただ、それでもexduranceを耐続(endurance)とも延続(perdurance)とも異なる第三の持続とみなすのはなかなか大変だと思う。ポイントは次の二点。 exduranceとはSiderの段階説をワームに依存しないように解釈したものだが、その結果、問題点が無闇に増えている。 exduranceは意味論に関する理論であって、耐続vs延続という存在論的論争とはレイヤーが異なる。したがって「exdurance」という用語は不適当。 以

    出版祝いの極私的後書き・その2 - Perduranceな日々
  • 出版祝いの極私的後書き・その1 - Perduranceな日々

    ようやく仕事が一段落着いたので、やっぱり四次元主義の哲学―持続と時間の存在論 (現代哲学への招待―Great Works)について書こうと思う(ついでに新しいカテゴリーを作ってみた)。 まず、購入してくださった方々(たとえばこことかこことかこことか。ここは出版社からの献か)に訳者の一人として感謝します。ありがとうございました。ちなみに、Amazonランキングが上下してるので(だいぶ低いレベルだけれど)、ちょこちょこ売れてるようです。なので、この様子なら全部で50冊ぐらいは売れるでしょう。できれば、周囲の人々に「分析的形而上学のなんて自分には難しいかと思ったけれど、案外すらすら読めるもんだね」なんてウソをついて買わせて下さい(笑)。 さて、このを買った人のために、各章のガイドでも書いてみよう。 序論:書の方法論ないしメタ存在論(metaontology)がテーマ。解説でも述べられて

    出版祝いの極私的後書き・その1 - Perduranceな日々
  • 2011-11-20

    まず、哲学関係。 Saul A. Kripke  Philosophical Troubles: Collected Papers, Volume 1, Oxford University Press, 2011 Kathrin Glüer  Donald Davidson: A Short Introduction, Oxford University Press, 2011 Oskari Kuusela and Marie McGinn ed.  The Oxford Handbook of Wittgenstein, Oxford University Press, Oxford Handbooks in Philosophy Series, 2011 神野慧一郎  『イデアの哲学史 啓蒙・言語・歴史認識』、ミネルヴァ書房、2011年 足立恒雄  「フレーゲ、デデキント、ペアノを読む

    2011-11-20
    haruharu36
    haruharu36 2012/06/19
    フレーゲはVやV'らを落とした Begriffsschrift の部分系を保持していたという見解。私は素人だけど、すごく面白いなと思った。
  • Amazon.co.jp: 自己欺瞞と自己犠牲 (双書エニグマ): 柏端達也: 本

    Amazon.co.jp: 自己欺瞞と自己犠牲 (双書エニグマ): 柏端達也: 本
    haruharu36
    haruharu36 2012/04/30
    いい本です。
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