さあ、今日こそは韓国の作家キム・ヨンスのことを書くぞ、と心を決めて取りかかるも、関連で李光洙のこととか、さらにカミュのこととかあれこれ書いていくうちに、昨2012年10月に行った長崎の軍艦島ツアーについて、昨年11月16日の記事で導入のようなことだけ書いてそのままになっていることを思い出しました。 そこでも書いたように、軍艦島(正式には端島)に行った動機としては「かつてそこの炭鉱で多くの朝鮮人が苛酷な労働に従事していた、という程度のわずかな知識だけ」でした。 しかし実際に行ってみて、あるいは帰宅後いろいろ本を読んだりして知ったことは、「炭鉱を中心とした歴史、そこで暮らした人々の生活、近代化産業遺産関係等々いろんな切り口があるなあ」ということで、「知れば知るほど本ブログで何をどう書くかを考えると、収拾がつかなくなってしまいそう」というわけで書けずじまいになっていたものです。 で、とりあえず、