2024年5月27日のブックマーク (2件)

  • 『一哲学徒の苦難の道』 | 荒野に向かって、吼えない…

    『一哲学徒の苦難の道』の中で、丸山眞男はこんなことを言っている。 「それから、[大学]二年生のときは、いま神戸大学にいる猪野謙二と二人でひと夏勉強のために、東北の農村の寺にこもったことがあります。そのときはまた、長野県なんかともまるでちがう農村の姿を見ました。それやこれやで一方は世界に雄飛する、第一級の技術水準を誇る日主義が、他方では紡績機械でさえ自給できず、しかもあんなにひどい農村の女子労働力にたよっている、そういう進んだ要素と遅れた要素の相互補強関係の歴史的由来が『講座』の分析で実に見事に解明されていると思った。政治状況からいっても、経済発展の点でも、ぴったりきたんですね」。 『講座』というのは『日主義発達史講座』のことで、いわゆる「講座派」を生み、日共産党の理論的バックボーンとなっていく。丸山は「もちろん自分はマルキシストだとは思っていなかったから、講座派と労農派のどっ

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2024/05/27
    "古在は敗戦二十周年集会で留置所で書いたメモを読み上げたが、「…持ちだして家までとどけておいてくれたのは、実は釈放されたバクチ打ちや、「やくざ」なのです。とても普通の連中には頼めなかった」" →ブクマ
  • 山本雄二著『ブルマーの謎 ―<女子の身体>と戦後日本―』 | CiNii Research

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2024/05/27
    "先行研究として言及された掛水論文の位置づけブルマー存続の要因として,1989 年の指導要領改訂まで体育が基本的に男女別修であったことを挙げていて,これはかなり説得的だと思う" →ブクマ。