*レピュブリック(共和国)広場に集まった若者たち 垂れ幕「ファシズムに対抗する若者」選挙の夜 6月30日 6月30日のフランス総選挙第1回投票で、国民戦線がトップで29,26%、続いて左派連合「新人民戦線」28,06%、マクロン陣営は20,04%という結果になり(内務省最終発表)、極右が政権につく危険は現実のものとなった。しかし30日夜、テレビなどの投票結果番組では33%という「見込み」の数字が最初からずっと報道され(保守共和党の候補半数強が国民連合と共闘したのでそれを加えたのかもしれないが、数字の根拠は明らかでない)その後もしばらく33,15%という数字を伝えたメディアが多かった。左派連合「新人民戦線」との差が5%に及ぶため、左派の市民は大きく衝撃を受けた。国民連合以外の極右政党の候補者も得票したため、いずれにせよ極右勢力の優位は明らかだ。同様にマクロン陣営の敗退も明確に示され、これは7