富士通のブースでデモしていたのは、保守点検の現場に活用するAR技術。ブースでは、配管設備に取り付けらたマーカーをデバイスで読み取ると、マニュアルや点検日時、その他データなどが表示される。 担当者によると、こうした保守の現場では作業データやそこで必要なマニュアル、過去の記録がヒモ付いていないことが多いという。現場にいく目的が異なる場合には、作業員の間での情報共有も困難になる。マーカーには書き込みができるため、気が付いた点を逐一記録しサーバーに保存し共有することが可能だ。通信ができないところでも端末に保存し、通信が復帰してからサーバとやりとりを行う。