米Microsoftが昨年10月にリリースした現行OS「Windows 8」が、米分析会社Net Applicationsの6月のバージョン別世界OS市場でようやく5%以上のシェア(5.1%)を獲得した。Windows 8のシェアは、発売1カ月後の11月は1.09%、1月は2.26%だった。Windows全体のシェアは前月から微減の91.51%。 Windows XPは前月より減少、Windows Vistaは微増で、Windows 8は0.83ポイントと大きく伸び、初めてWindows Vistaを抜いた。6月26日にWindows 8.1のプレビュー版が公開されたことも影響しているかもしれない。 同日、Microsoftは公式Twitterで、Windows 8向けのアプリストア「Windows Store」への登録アプリ数が10万本を超えたことを発表した。6月の年次開発者会議「Bui
米Microsoftは5月30日(現地時間)、次期Windowsアップデート「Windows 8.1(コードネーム:Windows Blue)」の幾つかの新機能を紹介した。スタートボタンに近い機能を持つ“Start tip”や全アプリが一覧できる“Apps view”などが加わる。 スタートボタンの復活 スタート画面で画面左下にマウスを合わせると、Windowsロゴのアイコンが表示されるようになる。Microsoftはこれに名前を付けていないようだが(Start “tip”と呼んでいる)、これはある意味でのスタートボタンの復活だ。このボタンは、デスクトップ画面ではタスクバーに常駐する。 ただし、Windows 7のスタートボタンのようなメニューが表示されるものではなく、デスクトップ画面でクリックするとスタート画面が表示されるものになるようだ(まだこのボタンの詳細は説明されていない)。だが、
米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが来日して5月23日に都内で会見し、同社のサービス戦略や「Windows Phone 8」の提供方針などについて説明した。 日本で未発売のWindows Phone 8搭載端末について、バルマーCEOは「一刻も早く投入できるよう努力している」と説明。「Windows 8(とWindows Phone 8)の特徴は、複数のデバイスをまたいで同じサービスを受けられること。Windows Phone 8の日本投入時には、1人1人のアイデンティティに基づきパーソナライズされた最高の体験を提供する」と宣言した。 関連記事 OS別世界スマートフォン出荷でWindows Phoneが初のBlackBerry超え──IDC調べ AndroidとiOSの寡占状態は変わらないが、Windows Phoneの出荷台数が133.3%増加し、シェアでBlackBerr
マイクロソフトは15日、「Windows 8」のアップデート版“Windows Blue”について、正式名称が「Windows 8.1」となったことを発表した。コンシューマー向けについては、Windowsストア経由でWindows 8.1を無償で提供する。 同日に、ボストンで開催された「JP Morgan Technology, Media & Telecom Conference」において、チーフ・マーケティング・オフィサーのTami Reller氏が発表したもの。Tami Reller氏は講演で、「Windowsユーザーに対し、よりリッチなエクスペリエンスを提供するため継続的なアップデートの提供を行う」という目標について繰り返し触れたという。 提供時期については「今年後半」となる予定。またマイクロソフトでは、今後数週間のうちに、Windows 8.1に関するさらなる情報を公開するとして
米Microsoftは5月14日(現地時間)、「Windows Blue」と呼ばれている次期OSアップデートの正式名称が「Windows 8.1」で、年内にユーザーに無料で提供すると正式に発表した。Windows 8およびWindows RTが対象になる。 アップデートは「Windows Update」ではなく、Windows 8用アプリストア「Windows Store」経由で行われる。デフォルトで自動更新が有効になっているWindows Update経由ではないため、ユーザーはアップデートのタイミングを自分で決めることができる。 Windows 8.1のパブリックプレビュー版は、6月26日から開催のBUILD 2013で公開される。正式版公開の具体的な日程はまだ不明だが、ホリデーシーズンには間に合うようだ。 Windows 8.1は「OEMパートナーがコンシューマーおよびビジネスユーザ
昨年10月26日に発売された「Windows 8」の累計販売本数(アップデートとOEMへの販売を含む)が1億本を超えた。米Microsoftが5月7日(現地時間)、Windows部門CFO(最高財務責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)であるタミ・レラー氏へのインタビューという形で、公式ブログで発表した。 同社は今年の1月、Windows 8の販売本数が6000万本になったと発表しており、約4カ月で4000万本売れたことになる。“史上最速のペースで売れたOS”である「Windows 7」よりは少し時間がかかった(2009年10月22日発売のWindows 7はちょうど6カ月で1億本を突破した)。 レラー氏は「Windows Blue」について触れ、これがWindows 8のアップグレードのコードネームであり、年内に実施すると語った。このアップグレードには、PCおよびタブレットのディス
Net Applicationsの3月のバージョン別世界OSランキングで、Windows 8が初めて3%以上のシェア(3.17%)を獲得した。2月にMac OS X 10.8(2.61%)を初めて抜き、3月になって差を伸ばした(Mac OS X 10.8の3月のシェアは2.65%)。 トップはWindows 7で、シェアは44.73%。ホリデーシーズンである昨年12月にリリース以来初めてシェアを落としたが、その後1月、2月とわずかずつではあるがシェアを伸ばしている。 2位は前月より0.26ポイントシェアを落としたWindows XP。以下、3位「その他」、4位Windows Vista、5位がWindows 8で6位がMac OS X 10.8だった。
IDC Japanによると、2012年の家庭向けPC出荷台数は前年を大きく下回る結果に。「Windows 8に起爆剤としての効果を期待したが、残念ながら不発に終わった」とアナリストは指摘している。 IT調査会社のIDC Japanは2月18日、国内クライアントPC市場の出荷実績を発表した。2012年第4四半期(10~12月)の出荷台数は369万台と、前年同期を5.4%下回る結果に。2012年通年での出荷台数も前年割れとなった。 2012年のクライアントPCの総出荷台数は1558万台で、前年比0.6%減のマイナスだった。内訳は家庭市場が754万台(前年比6.5%減)、ビジネス市場が804万台(同5.5%増)と、家庭市場が大きく縮小する結果に。この原因として、同社は(1)Windows 8が市場をけん引できなかったこと、(2)PCが値ごろ感を出せなかったこと――を挙げている。 IDC Japa
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