バビロン(Babylon)は、メソポタミア地方の古代都市。市域はバグダードの南方約90kmの地点にユーフラテス川をまたいで広がる。ハンムラビ法典で有名なハンムラビ王(在位前1792年 - 前1750年)が最初の黄金時代を築いてからは、アッシリア、バビロニアなど、支配者は次々と変わり、紀元7世紀にイスラムの時代に入って以降、衰退した。その遺跡は、2019年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。 概要[編集] バビロンの平面図。外側と内側に城壁で囲まれている バビロンが文書に登場する最初のものは、アッカド帝国のサルゴンの治世(紀元前2334年から2279年)の粘土板である。その中で、バビロンは小さな町として言及されている。ユーフラテス川の両岸に沿って建設されたこの都市には、川の季節的な洪水を防ぐための高い堤防があった。バビロンは、古代メソポタミア地域におけるバビロニア帝国の首都でもあった
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