阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」 コラムトップ バックナンバー 社員に「点数くれよ」とねだる前科11犯社長 報道された有名な事件の公判を書くように言われてるんだけど、先週は特筆すべきことがないんですよね。確かに、1月31日の越智敦子被告人の公判では、共犯者である増田正が証人として出廷したし、2月3日の南雲安里被告人の公判では共犯者である大考玲奈が出廷したんだけど、直接事件に関する話も出てこなかったんですよね。 ということで、今回は初公判2本立て。検察官が読み上げる起訴状、冒頭陳述では、ニュースでは報道されなかった内容が多々含まれてるんです。 まず1つ目は、1月31日に行われた長嶋国夫被告人の初公判。罪名は、犯人隠避教唆。 新聞によると、交通違反で従業員を身代わりさせた化粧品販売会社元社長の長嶋国夫が逮捕された。 長嶋は、乗用車を路上駐車したとして2001年から5