こんなに暑い日々が続くというのに、ジャケットを羽織って営業する人をいまだに見かけるそこに何の合理性があるのだろうか。それで倒れたりしたら、根性論で済ませるのだろうか。 ひと昔前まで、運動中は熱いお茶が良いというのが定説だったりした。水は飲まないほうが良いという指導もあったという。今では、水をこまめに取るのが当たり前だ。 人の健康や働く環境が仕事のパフォーマンスに影響することも各種証明されているだろうに、それを社員に許せないのは何故なのだろうか。過去に自分たちが我慢してきたから?命を危険にさらしてまで守るような美徳は存在しないと思う。 日本は、昭和の人生すごろくの成功モデルを捨てて、変わらないといけない企業や商品の寿命は短くなり、一方で労働寿命は延びていく。これまでの当たり前に捕われていると、テクノロジーを味方につけた新興企業や若者にどんどん追い抜かれていく。 過去の成功体験によって、企業も