2013年8月30日のブックマーク (1件)

  • コラム:ロンドンで思ったこと(チョコレートと社会的企業)/労働政策研究・研修機構(JILPT)

    国際研究部 調査役 和田 史絵 数年前のロンドンで(古い話で恐縮だが)、イギリス人ばかりの職場に通っていたある日、同僚の女性から部署内の「tea party」のお誘いを受けた。さすがイギリス、と乙女なお茶会を想像して行ってみたところ、なぜか全員ビール片手のビンゴ大会だった。それは、参加者から1口あたりいくらの参加料を集め、持寄りで集められた景品をビンゴであてて、参加料はチャリティー団体に寄付するという仕組み。私は大きなチョコレートをあて、翌日部署内でtea timeに配った。会の名称と現実のギャップもさることながら、職場の慰労的イベントにチャリティー要素が含まれていることが印象的だった。 イギリスのスーパーマーケットでは、フェアトレード商品(注1)の売り場が大変大きかった。フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくることを目的にしている…一例をあげるなら、現在でも意外と数多くの国で、貧