2014年7月8日のブックマーク (1件)

  • 米雇用が回復しても格差はさらに拡大?

    アメリカでの金持ちとそれ以外との格差は、私たちが思う以上に拡大していたようだ。 カリフォルニア大学バークレー校の経済学者エマヌエル・サエスとロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのガブリエル・ザックマンは、アメリカの「富」の格差に関する新しい調査結果を発表。その内容は衝撃的だった。 富とは、ある世帯が所有するものの価値の総額で、持ち家や債券などから負債を引いたものだ。調査結果を見ると、アメリカで上位1%の富裕層が所有する富の割合は、1980年代に比べて少なくなっている。 しかし、問題はそこではない。 調査が示しているのは、かつて世界を席巻した「1%」という表現に意味はなく、真の勝ち組はわずか「0・1%」しかいないということだ。アメリカで最も裕福な0・1%の世帯は現在、最低でも2000万ドルの富を所有する。アメリカの全世帯の富のうち彼らの富が占めている割合は、60年代の10%から現在では20