日経トレンディ2021年12月号は、1年の「ヒット現象」を総特集。その中で「大研究!シティポップ×レコード再ブームの理由」を実施した。昭和に一世を風靡した音楽が、全く違った文脈で、世界的ブームとなっている。1970~80年代の、竹内まりや「Plastic Love」や松原みき「真夜中のドア~stay with me」だ。そのブームとともに中古レコード市場も活況。レコード店やサブスクリプションサービスの運営陣などはどう感じているのか。 定額で音楽が聴き放題となるSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスが好調に成長し、CDの生産金額は減少の一途というのが、音楽の聴き方の変化だ。だが、「物品」としての音楽は本当にすたれたのだろうか。 実は、CDよりもひと昔前の音楽の聴き方ともいえるレコードの人気が再燃している。2011年には3億円程度だった年間生産金額は、18年に2
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