ブックマーク / business.nikkei.com (7)

  • 女子大生の夢は世帯年収3000万 生きづらさ増す国と若者たちの苦悩

    「夢は35歳で、世帯年収3000万円になることなんです! だから、大企業にしか就活してません」 目をキラキラさせて“夢”を語るのは、現在、就活中の女子大学生だ。 世帯年収3000万円って? 共働きで稼いでも1人当たり1500万円の年収が必要になる。30代そこそこでそんな給料をくれるなんて、大企業の中でも限られていると思うのだが……。 リソース格差が世代を超えてつながっていく 学生「結構ありますよ~。IT(情報技術)系とか外資系とか」←断言! 河合「でも、倍率高いでしょ?」 学生「どうですかね~。でもやっぱり、人並みの生活したいですし~」←楽観 河合「ひ、人並みねぇ……。もし、大企業入れなかったら? 給料高い中小企業とか?」 学生「中小企業……(笑)。入れなかったら好きなことやります!」←自信たっぷり 河合「す、好きなこと。つまり、フリーランスとか、起業とか?」 学生「ですかね~。はい、好き

    女子大生の夢は世帯年収3000万 生きづらさ増す国と若者たちの苦悩
    harumanachika
    harumanachika 2024/03/11
    “「Death of Despair=絶望死」という衝撃的な言葉で、中年の米国白人男性の自殺率と罹患(りかん)率の増加を説明した、ノーベル経済学賞受賞者のアンガス・ディートン博士と夫人のアン・ケース氏”
  • 物価高が賃上げ率上回る「マイナスの実質賃金」 解消のめどは

    物価高に対して賃金上昇が追い付いていない、いわゆる「マイナスの実質賃金」はいつ頃解消するのか。焦点となるのが2024年の中小企業の賃上げ率だろう。日銀は物価上昇率と賃金上昇率が逆転するタイミングを見計らい、マイナス金利解除を進めたいところだが、金融市場が注目する賃金データ、毎月勤労統計では、春闘で妥結した高い賃上げ率が十分に反映されない。この統計にこだわると、マイナス金利の解除タイミングを日銀が見失いかねないリスクもある。日銀はマイナス実質賃金の動きを、どのように認識しているのだろうか。 日銀は、年明けに正式スタートする2024年の春闘における賃上げの「手応え」が十分であることを確認するという、これまで約束してきた手順を踏んだ上で、4月、状況次第ではそれよりも前倒して1月あるいは3月の金融政策決定会合で、マイナス金利の解除に踏み切る見通しである。解除のタイミングが1月か4月の場合には、「経

    物価高が賃上げ率上回る「マイナスの実質賃金」 解消のめどは
  • 「人間の主体性奪うAI開発を抑制せよ」MITアセモグル教授の警鐘 

    「人間の主体性奪うAI開発を抑制せよ」MITアセモグル教授の警鐘 
  • 80年代シティポップの異常なヒットの裏 現場で感じる熱量とは

    日経トレンディ2021年12月号は、1年の「ヒット現象」を総特集。その中で「大研究!シティポップ×レコード再ブームの理由」を実施した。昭和に一世を風靡した音楽が、全く違った文脈で、世界的ブームとなっている。1970~80年代の、竹内まりや「Plastic Love」や松原みき「真夜中のドア~stay with me」だ。そのブームとともに中古レコード市場も活況。レコード店やサブスクリプションサービスの運営陣などはどう感じているのか。 定額で音楽が聴き放題となるSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスが好調に成長し、CDの生産金額は減少の一途というのが、音楽の聴き方の変化だ。だが、「物品」としての音楽当にすたれたのだろうか。 実は、CDよりもひと昔前の音楽の聴き方ともいえるレコードの人気が再燃している。2011年には3億円程度だった年間生産金額は、18年に2

    80年代シティポップの異常なヒットの裏 現場で感じる熱量とは
  • SAPIX小学部、御三家合格者の5割占有 中学受験常勝の法則

    「その解き方もあるね。ほかにはどんな解法があるかな」 4月中旬、都内にあるSAPIX(サピックス)小学部の教室で、15人ほどの小学5年生が算数の授業を受けていた。有名私立中に向かい、歯をいしばってドリルに挑むような一般的な学習塾の印象とは異なる。にぎやかな雰囲気で授業が進み、講師は説明したり、生徒に問いかけたりと単調にならないように気を配っている。 「三冠王」が選んだ住み家 「学校と違って、どんなことができるかを一緒に考えるのがすごく楽しい」。話を聞いた生徒の言葉は心からのものだと感じられた。ワイガヤが苦手な子供には合わないかもしれない。しかし、楽しみながらも上位校入学を果たすという二兎を追う理想が垣間見えた。 SAPIX小学部は株式会社の日入試センター(東京・渋谷)が運営する中学受験塾。近年の快進撃は目覚ましく、開成中学で今春、合格者の6割を出身生徒が占めた。麻布中学や桜蔭中学など

    SAPIX小学部、御三家合格者の5割占有 中学受験常勝の法則
  • 「世界のナカムラ」が切り開く低金利時代の経済学

    「世界のナカムラ」が切り開く低金利時代の経済学
  • 「市場で再分配が可能」という前提を疑え

    を含め、いま世界各国で貧富の格差や不平等への関心が高まっている。先日、安倍首相と会談したノーベル経済学者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授が、著作などを通じて格差問題の是正や解決を世論に力強く訴えていることをご存知の方も多いだろう。 トマ・ピケティ仏パリ経済大学教授の『21世紀の資』が世界的なベストセラーになり、我々の経済格差に関する情報が大幅に新しくなったことも記憶に新しい。適切な政策的介入、あるいは何らかの大きな変革がない限り格差はますます拡大していき、世界経済や社会のシステム全体に悪影響を及ぼす。そうした懸念は、アカデミアの内外を問わず確実に広がっている。 稿では、この格差問題に触発されて、筆者がこのところ取り組んでいる新しい研究アイデアを紹介したい。格差問題が「問題」であり続けている大きな理由は、格差を解消するような再分配の実現が様々な理由から難しいからだ。 富

    「市場で再分配が可能」という前提を疑え
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