記事:白水社 デジタル化が進む「グローバル社会」を生きるあらゆる世代に向けて、未来への指針を具体的に提示した野心作! ポール・コリアー著『新・資本主義論──「見捨てない社会」を取り戻すために』(白水社刊)は、開発経済学の泰斗ならではの深い洞察をベースに、英国シェフィールドの労働者家庭に育った個人的体験も交じえつつ、資本主義の倫理・道徳的側面にもとづいた「処方箋」の数々を平易な言葉で述べる。右翼でも左翼でもなく、ど真ん中の中道へようこそ。(Author Photo © John Cairns) 書籍情報はこちら 私のマニフェスト 資本主義は多くの成果をあげてきたし、繁栄には欠かせない。だが資本主義経済を過度に楽観視すべきではない。ただ市場の圧力や個人の利益の追求に頼っているだけでは、新たな3つの社会的分裂のどれも修復することはできない。「元気を出して、流れに乗ろうじゃないか」などという態度は
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