インドの田舎町。海岸に小さな自宅兼オフィスがあった。 インド人のプログラマーが小さなプログラムを書いていた。 そのプログラムはなんとも美しい。それを見たアメリカ人旅行者は、 「すばらしいプログラムだね。どれくらいの時間、プログラムを書いていたの」 と尋ねた。 するとプログラマーは 「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。旅行者が 「もっとコンピュータサイエンスを学んでいたら、もっとすばらしいプログラムが書けたんだろうね。おしいなあ」 と言うと、 プログラマーは、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。 「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、プログラマーは、 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それからプログラムを書く。終わったらフィード消化して、 合間にTwitterして。 夜になったら友達とWebサービス作って、オンラインゲームして、 SNSで仲間と