千葉県大多喜町は、ふるさと納税で寄付をした人への返礼品として贈っている商品券について、インターネットで転売されるケースが相次いだことなどから、今月末で発行を取りやめることを決めました。 ところが、商品券がインターネットのオークションで転売されるケースが相次いだほか、町とは関係のない高級ブランド品や家電製品などを商品券で買うことができる店が町内に複数出店したということです。 このため大多喜町は、地域振興というふるさと納税の趣旨に合致していないとして、今月末で商品券の発行を取りやめることを決めました。 ふるさと納税の返礼品を巡っては、総務省が先月、転売されやすい商品券や電子機器などを贈らないよう各地の自治体に通知しています。 大多喜町は「一部の不適切な利用が原因で取りやめることになり残念だ。町の魅力をよりPRできるよう制度の運用を検討したい」と話しています。
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