年金制度廃止 著者は少子化は避けられないと言う。 ヘタにごちゃごちゃあがくと副作用を引き起こす。 それより少子化を前提に考え直した方が現実的だと言っている。 確かに・・・。 1つの説として年金制度を精算してしまうべきだと言う声もある。 今まで支払った保険料は利子をつけて返還してしまう。 すると出生率が回復する可能性があると言う。 何故か? つまり、何故ヒトは子どもを持とうとするか? 「消費効用」子どもが親にとって喜びや満足の源泉となる 「労働効用」子どもが働いてお金を稼いでくれる 「生活保障効用」親が老齢になったときに子どもが面倒をみてくれる と言うのが定番だそうだ。 ところが社会保障システムの充実で世の中はすっかり変わった。 「労働効用」や「生活保障効用」は無くなってしまった。 残るのは「消費効用」のみ。 必然的に子どもの需要を引き下げてしまう。 賦課方式の年金制度は結局次世代の担い手を