日本語EUCは当初、G0にUS-ASCII、G1にJIS X0208-1990、G2にHalf Width Katakana、G3にユーザ定義文字が定義されていました。その後、これを拡張しつつ多くの亜種が作られました。まずはこの亜種のうちの主要なものを挙げます。 まず、日本語EUCの国家標準は結局作られませんでしたが*1、IANA Character Set Registry*2に登録されているEUC-JP*3(以下、この仕様をeucJPと呼ぶ)は「標準」にかなり近いものということができるでしょう。これはG0にUS-ASCII、G1にJIS X0208-1990、G2にHalf Width Katakana、G3にJIS X0212-1990を指定しています。つまり、このエンコーディングはJIS X 0212を収録しているのが特徴です。 次に、eucJP-open系があります。このエンコー