JavaScriptは、開発するのはエディタとWebブラウザがあれば事足りるのに、デバッグが恐ろしく面倒なんです。数千行のコードを書くと、Webブラウザごとの動作の違いだとか、オブジェクトの振る舞いの違いに苦労させられます。そこで、オリジナルでデバッグ ツール「Geranium」を作ってみることにしました。 まず現物を見てもらった方が分かりやすいと思うので、こちらをご覧ください。今回は手軽なサンプルということで、カラー ピッカーを作ってみました。このページにGeraniumを組み込んであります。 ■カラー ピッカー colorPicker.html 「へ? 何も起きないじゃん……」と思った人は大正解です。このままではGeraniumは動き出しません。ブラウザの別画面で立ち上がったカラー ピッカーのURL欄の末尾に、「?debugger=true」を追加してみてください。 デバッグ出力がモリ