安定版Opera 12.10で修正されているのを確認したので書きます。 ベンダは悪用は難しいとして、これをノーマルバグとして扱いましたが、修正前はcharset指定がないページやEUC-TWエンコーディングのページでXSSを引き起こす可能性がありました。 これを見つけた経緯から話すと、僕は以前から、ブラウザがサポートするエンコーディングのページで、「0x22」「0x26」「0x27」「0x3C」「0x3E」「0x5C」("&'<>\)などの特殊な文字がマップされているバイト値を除いた上で、ランダムにバイト列を表示させて、別のバイト列で「"&'<>\」が現れないかチェックするというような、ブラウザのセキュリティバグを発見するためのテストを行っていました。これにより、OperaのEUC-TWで「"<>」などを検出し、この問題を発見しました。 実はこの手法で他のブラウザでもいくつかの問題を検出し