国立情報学研究所を通じた『図書館界』のオープンアクセス化について 日本図書館研究会理事会 当会機関誌『図書館界』(以下『界』)について,本年11月〜12月ごろより,国立情報学研究所(以下NII)の論文情報ナビゲータCiNii(サイニィ)を通じて全文公開を開始します。これによって,だれでもCiNiiで検索した『界』論文の本文全体をパソコンの画面上で読んだり,印刷したりダウンロードしたりできるようになります。 利用条件 利用条件は、以下の通りです。 刊行から2年まで 有料公開(1論文あたり課金) 日図研会員:無料、非会員:577円、PPV利用:1,050円 刊行後2年以上 無料公開 公開開始(本号)は2010年11〜12月ごろの予定です。(以後,刊行後2〜3ヶ月のちに電子化・公開となる見込みです。) 51巻1号(1999.5)まで遡って公開を予定しています。(この部分の電子化完了は,平成23
ITニュースサイト最大手「ITmedia」を運営するアイティメディアの代表取締役会長である藤村厚夫氏が、iPadを手にしてまず行ったのは、紙の本を裁断し、自分でPDFファイル化してiPadに入れたことだそうだ。 「本はね、しまいこんで探せなくなると意味がない。なぜなら、その本を持っていないに等しいから」――。 書籍の電子化で分かった検索インデックスの重要性 すでにiPhoneのヘビーユーザーであった藤村氏がiPadを手にしてまず思ったのは、リーダーとしての使い勝手の良さだった。紙の書籍をPDF化してiPadに入れておけば、いつでも手元に置いておいて読むことができるし、何よりキーワードで検索したり、ブックマークできたりすることに気がついた。 現在の紙の書籍は、タイトルや著者、出版社までは分かっても、その中身まではほぼ検索できない。しかし、本や書類も、電子データにすることで検索性が高まる。藤村
「偽学術雑誌」が科学コミュニケーションにもたらす問題 科学関係の大手出版社であるElsevier社発行のThe Australasian Journal of Bone and Joint Medicineはじめ6誌が、2000年から2005年の間に他の雑誌からの転載論文を掲載し、かつ、その転載論文が医薬品メーカーであるメルク社から資金を受けて研究された論文であったにもかかわらずそのことを公表していなかった、という事実が2009年4月から5月にかけて発覚した(1)(2)。これに対しElsevier社は、十分な情報開示をせずにふつうの雑誌論文のようにみえるような出版をおこなったことを謝罪し、今後情報開示のルールを徹底することを明言した(3)。この事件はとくにThe Scientists誌のウェブ版で多くの議論を呼んでいる。問題は、この雑誌が、ピアレビューされた論文のようにみせかけてそれら転載
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