特集 : 「震災アーカイブ」の編集にあたって 「震災アーカイブ」という活動をご存じでしょうか。 東日本大震災から3年半が経過しました。発生直後から,東日本大震災の記憶や教訓を後世へ継承すべく,東日本大震災に関する文書や写真,映像等の記録を収集し公開する取組みがあらゆる機関によって行われています。現在も続けられているものの「記録をどのように収集するか」,「どのようなメタデータを付与するか」,「権利処理をどのように進めるか」等,技術面,制度面,運用面等で多くの課題に直面しながら,試行錯誤の中取り組んでいるのが実情です。また,東日本大震災の記憶が風化していく中で「記録を誰に・どのように活用してもらうのか」という活用面も大きな課題となっています。せっかく記録を収集し保存したとしても,活用されていかなければ,東日本大震災の記憶を次世代へ継承していくことが難しくなります。 本特集は,東日本大震災から3
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