図書館の人々よ、みなさんが私の告発者にどれほど心を動かされたか、私にはわかりませんが、私には自分が誰であるかほとんど忘れさせてしまうものでした。それほどに、あの人たちは説得力のある話をしたのです。しかしほんとうのことはどうみても言っていないのです。あの人たちの話した嘘の中でも、次の嘘には全くびっくりしました。つまり、私の雄弁の力に用心し、kumoriを独占されないようにと、みなさんに言ったことです。私が口を開き、私がたいした弁舌家でないことを示してしまえばすぐに嘘だと見破られてしまうのに、こんなことを言うなんて、私にはほんとうに大恥知らずだとしか思えません。もっとも、あの人たちが、雄弁の力を真実の力という意味で使っていなければのことですが。 まぁ、それはともかく。 第十四回文学フリマに、chikumoとして参加することになりました。 これは、いつもkumoriが作っているしおりに短歌を載せ