国が初めて制作した原子力副読本。火力発電との違いの図解などを盛り込み、地球温暖化への意義も強調している 原子力発電に関する小・中学生用の副読本を、資源エネルギー庁と文部科学省が初めて製作し、全国の小中学校約3万3000校に見本の配布を始めた。希望校には児童・生徒の数だけ納入する予定で、10年度予算案に1億5200万円を盛り込んだ。 小学生用の「わくわく原子力ランド」(A4判カラー42ページ)と中学生用の「チャレンジ!原子力ワールド」(同50ページ)。08年の学習指導要領改定で、原子力や放射線利用に関する指導が小学校は11年度、中学校は12年度から全面実施されることになったのを受け製作した。小4以上の社会や理科、総合学習などで使うことを想定した。 原発の発電の仕組みや、風力発電など自然エネルギーと比較した長所・短所、日本のエネルギー事情、地球温暖化との関係など、多面的に原発の役割を解説。過去
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国内の総電力の3割は原子力発電が担っているが、中学や高校で原子力の仕組みや安全対策を学ぶ機会はほとんどない。 多くの原子力関連施設が立地する茨城県では、原子力や放射線に関する基礎知識を工業高校の生徒に教えるため、教員らが勉強会を続けている。 昨年11月中旬、県立勝田工業高校の会議室に十数人の教職員が集まった。身近な放射線を知ると同時に、原子力の安全を確保する上で放射線の厳重な管理が必要なことを学ぶためだ。 テーブルには、ベータ線という放射線の計測器と家庭用の掃除機。掃除機の吸い込み口に張ったティッシュペーパーに空気中のチリを吸い付け、一定時間ごとに放射線量を測る。健康に影響はないが、チリの中にはごく微量の放射能を帯びているものがある。 「では、掃除機のスイッチを入れて下さい」。放射線計測協会(同県東海村)が派遣した講師のかけ声で実験がスタート。計測器が「ピッピッ」と検知音を発すると、教員ら
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