2015年12月16日のブックマーク (7件)

  • 『かぐや姫の物語』の、女の物語 - 戦場のガールズ・ライフ

    『かぐや姫の物語』を観た。強い衝撃を受けた。昔話のあらすじそのままでありながら、昔話ではなかった。これは、あきらかに現代を生きる女の話だった。震えた。 思春期を迎える頃に、かぐや姫は生まれ育った山を離れ、都へと連れていかれる。この時点でいくつかの喪失がある。子供時代の喪失。野山を駆け巡る生活の喪失。遊び仲間の喪失。姫は、このときまだ自分が何を失ったのか理解していないが、「子供時代の喪失」は、女にとって、人間性を一度失うことと同じである。女にとって、大人になるということは、ただ子供から大人になるということではない。大人ではなく、「女」になれ、という周囲からの強制が必ず働く。ただ自分の意志で好きなことをし、気持ちをそのままに表現できた子供時代を失い、人目を気にして誰から見られても恥ずかしくない「女」になれと強いられるのは、自分自身を捨てろと言われているのに等しい。都に移り住んだ姫は、走り回るこ

    『かぐや姫の物語』の、女の物語 - 戦場のガールズ・ライフ
  • 日本SF作家クラブ問題を推理する

    謎は7割ぐらい解けたように思うが自信がないのであとは増田の週末探偵たちに任せた。 藤田直哉の主張SF作家クラブの黒幕は巽孝之・小谷真理夫であり、多数の影響下にある会員を操って、自分の意に添わぬ会員を攻撃させている。かつてはSF作家クラブへの大森望入会拒否事件の際、大森を入会させようとした会長・瀬名秀明がそのターゲットとなり、今は自分がターゲットにされている。 確実に事実として言えること。・巽孝之・小谷真理夫と大森望は死ぬほど仲が悪い。 ・巽夫はSF作家クラブでは結構偉い人で、大森望のSF作家クラブ入会を阻止すべく、大森望を非難する文章を総会で配るなどして1/3以上の「入会反対」票を集め、大森のSF作家クラブの入会を阻止した。(結果として小川一水など人気作家の大量退会を招いた) ・これに前後して瀬名秀明が会の改革に取り組んだらしいが、クラブの古株のメンバーといろいろ対立があって会長を途

    日本SF作家クラブ問題を推理する
    hasetaq
    hasetaq 2015/12/16
    日本SF作家クラブ問題ネタで藪の中パロ小説書けそう
  • キングレコード所属女性声優のPPM分析 −小倉唯の今後をめぐって− - 記録

    1 はじめに  女性声優の音楽分野での近年の活躍はめざましく、女性声優のアーティストデビューが相次いでいる。そのような環境の中で、2010年にメジャーデビューしたゆいかおりは2012年に人気を集め、同年にソロデビューを果たした小倉唯もまた成功を収めてきた。2015年のアニメロサマーライブでは、ゆいかおり・小倉唯ともに初めてフルコーラスでの2曲枠を確保し、所属レーベルであるキングレコード初の大型フェスであった6月のキングスーパーライブでも、小倉唯は2曲枠を勝ち取った。小倉唯はまた1stソロアルバムのリリースと1stソロライブの開催を成し遂げており、着実に音楽活動を軌道に乗せているように見える。  しかし、CDの売り上げの推移に目を転じてみると、2015年は必ずしも芳しい結果であったとは言えない。シングルCDの売り上げの年平均をとってみると、ゆいかおりは2015年はじめて減少に転じ、小倉唯ソロ

    キングレコード所属女性声優のPPM分析 −小倉唯の今後をめぐって− - 記録
  • 世界初ドローン宅配は千葉で?特区指定、アマゾン参入へ:朝日新聞デジタル

    政府は15日、地域を絞って規制を緩める国家戦略特区に千葉市を指定し、小型無人飛行機(ドローン)を使った宅配ができるようにすると発表した。米通販最大手アマゾンが参入する方針で、3年以内の事業化をめざしている。実現すれば、世界初となる可能性がある。 同日開かれた国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)で指定が決まった。 千葉市の計画によると、東京湾に面した幕張新都心のマンションの周辺に集積所を設け、約10キロ離れた物流倉庫から、ドローンで海や川の上を通って荷物を運ぶ。アマゾンはこの地域にある物流倉庫を活用。ドローンを使うことで、配達の時間を短くしたり、人件費を減らしたりできる。 また、同地区のドラッグストアからマンションの各戸のベランダなどに、ドローンで薬や日用品を届ける計画もある。あわせて、テレビ電話で服薬指導を受けて処方薬を買えるよう規制を緩め、外に買い物に出にくい高齢者や子育て世代など

    世界初ドローン宅配は千葉で?特区指定、アマゾン参入へ:朝日新聞デジタル
  • 【神漫画】はたらく細胞という漫画こそが今年で一番の漫画だと推薦する - ねここねの思考手記

    辛口漫画評論家の僕が神漫画と推す作品は中々ない。 あり得ない! しかし、この漫画! はたらく細胞 に関しては文句なく神漫画であると推薦させていただきたい! 僕の中で、読んで面白い! 読んでためになる。 読んで萌える という3つのハードルをクリアする漫画ってのは中々存在しない。 しかし! しかしだ! このはたらく細胞という漫画はその全てのハードルを超えている! 間違いなく越えている。 読んでるだけで自分の身体の中でどういうことがおこっているかを簡単に理解させてくれたりする。 白血球の役割、赤血球の役割、 癌細胞とは細胞のコピーミスが原因で生産される細胞という説明はすごい分かり易いと思った。 その他色々な細胞や組織の説明をしながらもそれぞれに細胞の役割的なものを面白おかしく表現して説明がなされている。 なんというか、自分の身体を一個の企業体として表現している漫画である。 病原体を病原体と認識す

    【神漫画】はたらく細胞という漫画こそが今年で一番の漫画だと推薦する - ねここねの思考手記
  • 著名ゲーム開発者の小島氏がコナミ退社 新会社設立 - 日本経済新聞

    ゲームソフト「メタルギア」シリーズで知られる著名ゲームクリエーターの小島秀夫氏が、15日付でコナミデジタルエンタテインメントを退社した。新会社を設立してゲーム制作を続け、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機「プレイステーション(PS)」向けなどで販売するとみられる。コナミ時代の部下と新会社を設立する。代表作「メタルギア」シリーズの版権

    著名ゲーム開発者の小島氏がコナミ退社 新会社設立 - 日本経済新聞
    hasetaq
    hasetaq 2015/12/16
  • 日本軍に漂っていた「狂気」の正体~悪魔のエリート参謀・辻政信が地獄に引きずり込んだ(魚住 昭) @gendai_biz

    軍のなかの腐ったリンゴ このところずっと船戸与一さんの『満州国演義』や辺見庸さんの『1★9★3★7』を読んでいたせいだろうか。先の戦争のことが妙に気にかかる。 前にふれたが、私は20年前、太平洋戦争に至る経緯を調べたことがある。陸軍の元エリート参謀たちに話を聞いて回った。そのとき痛感したのは、軍隊とは、正気と狂気の間をさまよう集団だということだった。 もし彼らが正気を保っていたら、あんなに広大な中国を制圧しようとしたり、圧倒的な国力の米国に戦いを挑んだりしただろうか。狂気が軍隊を覆っていたからこそ、日は無謀な戦争に突き進んだのだろう。 問題は何が軍隊を狂わせたのか、である。それがはなはだ莫としていて、つかみどころがない。日には、ナチスドイツの反ユダヤ主義のような明確な意志もなければ、ヒトラーのような独裁者も見当たらない。 満州事変―日中戦争の勃発―太平洋戦争へと戦線が拡大していく過程の

    日本軍に漂っていた「狂気」の正体~悪魔のエリート参謀・辻政信が地獄に引きずり込んだ(魚住 昭) @gendai_biz