ブックマーク / ascii.jp (189)

  • Kindle/iPad対応!電子書籍の作り方 (1/7)

    iPadの上陸、Googleの参入などで盛り上がる電子書籍市場。「Webに近い」性質を持つ電子書籍は、Web制作の世界とも決して無縁ではありません。連載では、「JavaScriptラボ」でおなじみの古籏一浩氏が、主な電子書籍フォーマットのデータの作成方法を解説します。(編集部) 電子書籍にはPDF、EPUB、.book、AZW/MOBI、Topaz、XMDFなどさまざまなフォーマットがありますが、どのフォーマットがどんなコンテンツに適しているのか、どのような方法でデータを作成できるのか、電子書籍の課題や現実のワークフローは実際にデータの作成を体験することで見えてきます。そこで、連載では現時点で広く使われている(もしくは仕様が公開されている)4つの電子書籍フォーマットについて、データの作り方を解説します。

    Kindle/iPad対応!電子書籍の作り方 (1/7)
  • 新房監督のアニメ論 「制約は理由にならない」 【前編】 (1/4)

    (C) 中村光/スクウェアエニックス・荒川UB製作委員会 アニメに詳しい人なら「新房昭之監督」「シャフトの演出」に一家言あるかもしれない。 グラフィックデザインのようなポップな色づかい。めまぐるしく変わるカットがあったかと思えば、何秒もポーズを変えずにしゃべりつづけるキャラクターが登場する。早口のセリフがポンポン飛びかい、次のシーンでは静かなモノローグと叙情的な光景が……。そんなトリッキーな演出が何よりの魅力だ。 「荒川アンダー ザ ブリッジ」も、そうした「新房演出作品」のひとつ。 荒川の河川敷を舞台に、個性豊かな人々が繰り広げる、時におかしく、時にじんとさせられる日常。監督に、なぜそんな演出をするのか聞いてみると、それは「これがアニメ制作現場」という常識のとらえなおしに端を発するものだと語ってくれた。 アニメという作品づくりに集まったスタッフは、新房監督にとって「誰」なのか。ばらばらの人

    新房監督のアニメ論 「制約は理由にならない」 【前編】 (1/4)
    hasetaq
    hasetaq 2010/08/01
    新房 実は、最初の動機はポジティブと言えるものではなかったんです。今では少し落ち着いてきたんですが、アニメは2000年代に本数がぐっと増えました。そのとき、特に作画が人手不足になったんです。そうなると演出
  • Twitterでできること、ほかのツールが得意なこと

    Twitterは店番のようなもの。ネットショップを持っているなら、もはや利用は必須といっても過言ではありません。ここで注意すべきは、ソーシャルメディアマーケティングの「先進国」アメリカの事例です。確かにアメリカのWebメディアにはソーシャルメディアの成功事例が溢れています。しかし、FacebookとTwitterで大成功した小売店という記事を読んで、実際にそのネットショップのFacebookページを見ると、議論が数か月間途絶えていたり、Twitterのフォロワー数が9人しかいなかったりすることも珍しくありません。どうやら、ソーシャルメディアのコンサルタント企業が自社をアピールするために、ソーシャルメディア関連のブログやWebメディアに華々しい実績を掲載しているようなのです。 さらに日アメリカでは利用できるWeb環境に大きな違いがあります。まず、日ではFacebookはほとんど利用され

    Twitterでできること、ほかのツールが得意なこと
  • 津田大介が語る、日本版「フェアユース」とは? (1/3)

    「フェアユース」という言葉を聞いて、たいていの人は何のことだかピンと来ないはず。 だが、ネット関連の企業に関係している人なら、その語が何であるかぐらいは最低限覚えておきたい。というのも2009年度、日の著作権界隈で話題になりそうな重要ワードだからだ。 フェアユースは、ごく簡単に言うと「著作物を公正に利用するなら、著作権の侵害にはあたらない」という法律の原理で、現状、アメリカなどが導入している(関連記事)。 何かの著作物を使う場合、その著作権者に「使っていいですか?」と話を通して、許諾を得てから使用するのが基だ。さらに場合によっては著作物の使用料を払う。一方、フェアユースがあれば、「公正」な目的で使うときに限って、特に事前に許可を取らなくても著作物を使っていいようになる。 フェアユースの条項は日の著作権法にないが、インターネットの発達など状況が変わってきたこともあって、ここ数年で導入し

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  • スマートフォン対応サイトの作り方、教えます (1/3)

    「WebサイトをiPhoneAndroidで見やすく表示したい」「スマートフォンをターゲットにしたWebサイトをデザインしたい」――そんなWeb制作者のための新連載がスタートします。PCサイト制作のノウハウさえあれば、「モバイルサイトは未経験」でも大丈夫。スマートフォン(iPhone/Android)向けサイト制作の基礎知識から実践的なテクニックまで、H2O Space.のたにぐちまことさんが解説します。(編集部) iPhoneの快進撃とiPhone 4の登場、Android端末のXperiaとDesireのヒット、au初の国産Android端末「IS01」の発売――と、スマートフォンの勢いが止まりません。いまや一部マニアやビジネスマンにとどまらず、女性やお年寄りなどの幅広い層にまでスマートフォンの利用は広がり、「1台目の携帯電話」として購入する人も珍しくなくなりました。 PCとの連携、

    スマートフォン対応サイトの作り方、教えます (1/3)
  • Pythonが最高である3つの理由 (1/3)

    Pythonを使ったプログラミングについて、今回から解説します。PerlRubyと比べると、Pythonは日ではまだマイナーな印象がありますが、「Google三大言語」(C++JavaPythonのこと)のひとつでもあり、Facebookをはじめとしたメジャーなサイトでの事例が急速に増えていることから、日でも今後普及する可能性が高いです。私が社長をしているゼロスタートコミュニケーションズという会社では、設立当時(4年ほど前)から自社製品にはPythonを使っており、ここ半年間、周囲でPythonを使用しているケースが増えているのは嬉しい限りです。 Pythonに限らず、プログラミング言語が日で普及するかどうかの鍵を握っているのは、(幸か不幸か)日語情報の多寡であると思います。Rubyの事情は正直よくわかりませんが、たとえばPerlがこれだけ日でメジャーになったのは、Perl

    Pythonが最高である3つの理由 (1/3)
  • 楽しいことだけでいいんじゃねーの? 小池スタイルな生き方 (1/6)

    sponsored Backlogが実現する離れた場所でもチームワークマネジメント コミュニティイベントの回し方、CMC_Centralの舞台裏を運営チームに聞いてみた sponsored お手ごろ価格の“AI PC”、ASUS「Zenbook 14 OLED UX3405MA」は美しさ・軽さ・駆動時間を追及した優れモノだ! sponsored これ以上は望めない、i9-14900HX、RTX 4090、メモリ128GB、SSDはRAID 0で4TB 圧倒的に速くてストレス一切なし、全パーツが最上位のゲーミングノートPC「Titan 18 HX A14V」シリーズ徹底レビュー sponsored デスクトップPC並のCPUGPUに高解像度&240Hz対応! セール中の格ゲーミングノートに注目! sponsored 置き場所自由な高性能なRyzen搭載の小型PCが魅力的! しかも価格もオ

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  • 中学生iPhoneアプリ開発者・Tehu氏の夢 (1/5)

    健康計算機 3.0 作者: iTehu Dev team 価格:無料 身長や体重などを情報を入力すると、BMIや理想体重などを算出してくれるiPhoneアプリ「健康計算機」(関連記事、iTunes Storeで見る)。 iTunes App Storeの無料メディカルカテゴリで半年近く1位となっており、世界総合ランキングでもセカイカメラなどを抜いて最高3位にランクインするほどの人気を誇っている。2009年10月に公開してから半年足らずで20万ダウンロードを達成しており、現在もその数は毎日数千ペースで加算されている。 このアプリを開発したのは、兵庫県に住むTehu氏だ。なんと13歳の頃からプログラミングを始め、1年も経たないうちに世界的なヒット作を世に送り出した。普段は普通の中学生として、勉強にも部活にも精を出す日々を送っている。 4歳の頃からネットと親しんできたというTehu氏は、いったい

    中学生iPhoneアプリ開発者・Tehu氏の夢 (1/5)
  • ドワンゴ・夏野剛氏が語る「未来のテレビ」【前編】 (1/6)

    いま「テレビ」が熱い。 放送局としてはTBSがインターネット事業「TBSオンデマンド」を黒字化した。放送側がネットに対する取り組みを強化する中、テレビというデバイスそのものをネットにつなげてしまおうという動きが格化している。「ROBRO TV」もその1つだ(関連記事)。 5月に発表された「Google TV」は、HTML5対応のウェブブラウザーをそのまま採用している。映像だけではなく、アプリなどPC/携帯で使えるコンピューティングを、そのままテレビで実現するものとして注目が集まっている。 ドワンゴなど数々のIT企業の取締役を務め、慶応大学SFCでは教鞭も執る夏野剛氏も、この大変化への対応を唱える一人だ。 日メーカーがなぜiPhoneを生めなかったのか。そう疑問を感じている読者は多いはず。実は日が得意とする黒物家電の代表格テレビにも同様の危機が迫っている。これまでネット対応をうたった多

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  • 初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)

    今さら感は非常に強いが、今回のインタビューには、小林オニキスさんをお迎えした。小林さんは2007年末にニコニコ動画に登場した、ボーカロイド(ボカロ)第一世代の有力Pの一人。ボカロ好きには言わずと知れた、あの名曲「サイハテ」の作者だ。 サイハテの公開は2008年1月。当時としては珍しかったアニメーションをPVに取り入れた。ポップなメロディ・四つ打ちのビートの曲調とは裏腹に「死別」という重いテーマを持った、非キャラクターソングの走りでもあった。結果として幅広いリスナーを得て、公開から2ヵ月と経たないうちに再生回数は100万回を超えた。 この曲のもう1つのトピックは、元スーパーカーのフルカワミキにカバーされたことだった。これはボカロ曲がメジャーのアーティストに演奏され、JASRACに登録することなく音源が流通した初のケースだった。サイハテは二次創作が多い事情を勘案した上で、メジャーとボカロの垣根

    初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)
  • もはや初音ミクに投票すべき! ネット時代の政治論 (1/4)

    5月21日深夜。批評家・東浩紀氏が司会を務める政治討論番組「朝までニコニコ生激論」の第2弾が、ニコニコ生放送で配信された。番組は今年2月に「ベーシック・インカム(キリッ」と題した「生激論」が好評だったことを受けて開催されたものだ。 参院選を間近にひかえた今回のテーマは「民主主義2.1(夏)~代議制の拡張可能性について~」。現在の選挙制度の問題点と、ネット時代の新しい選挙制度、そして一般人の政治参加の方法などについて、激しい議論が交わされた。 パネリストは東京都副知事の猪瀬直樹氏や、元ライブドア代表取締役の堀江貴文氏、またIT系ジャーナリストの津田大介氏らを含めた7名。いずれも新しいメディアを代表する知識人が集められた。 パネリストの豪華さ、話題のキャッチーさも手伝い、深夜にもかかわらず、視聴者は3万人を超え、コメントの数は17万件にも及んだ。ひろゆき氏が「運営コメント」というテロップから参

    もはや初音ミクに投票すべき! ネット時代の政治論 (1/4)
  • 「イヴの時間」プロデューサーが語る、新時代のアニメ産業論 (1/4)

    3月18日、グーグルがソニーと協力して、Android OSを搭載したテレビやSTBを開発中と報じられた。奇しくも前回はWindowsを搭載したテレビ「ROBRO」(関連記事)を取り上げた。広告の掲出機会を増やしたいグーグルは、ついにリビングの画面にも進出できるのだろうか。 映像業界はこれまで映画館やテレビを「ファーストウィンドウ」(最初に世の中に出して、ビジネスをする場)として展開し、パッケージ化や再放送を通じ、制作費用を回収するスタイルを取っていた。そこでの成績がその後の収益を決める面も大きく、コンテンツビジネスでは非常に重要な一手となっていた。 だが、連載で見てきたような動画サイトが一般的になるにつれ、ネットをファーストウィンドウとして選ぶことも増えてきた。ユーザーからアクセスしてもらう必要があり、コンテンツの魅力がさらに問われてくる中で、成功をおさめている作品がある。それが今回取り

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  • 個人電子出版の可能性──マンガ家 藤井あや氏に聞く (1/4)

    もう待っていられない! 「出版社がやらないのなら自前でやる。」 電子書籍を巡る動きが激しさを増している。 北米ではGoogle電子書籍サービス「Googleエディション」に対して、和解案への異議申し立てがほとんどなかったと報じられた。一方、国内では電子書籍出版社協会(電書協)が結成されたが、まだ具体的な電子書籍プラットフォーム(Kindleなど)への対応策を表明していない。筆者も含めて「いつになったら日電子書籍が読めるようになるのか?」という疑問に誰も答えられないのが実情だ。 一方、読者の側からは「出揃ってきたデバイスで電子書籍を読みたい」という欲求がマグマのように高まっている。買ってきたを分解して自らスキャンしたり、その作業を代行するという業者まで登場しているのはその表われだ(関連記事)。 自作品の電子出版に挑むマンガ家 一方、逡巡するかに見える業界を尻目に、動き始めた著者もいる

    個人電子出版の可能性──マンガ家 藤井あや氏に聞く (1/4)
  • 業界関係者から歓迎の声も――スキャン代行は「悪」なのか (1/3)

    4月に「ブックスキャン」というサービスがスタートし、議論を呼んでいる。 サービスそのものは、至ってシンプルなものだ。手持ちのを、ブックスキャンに送る。ブックスキャン社でを裁断し、スキャナーでデジタルデータ(PDF)に変換する。オリジナルのは返却されてこないが、そのデータがメールで送られてくる。 デジタル化によるメリットは多大だ。省スペースだけでなく、完璧とは言えないがテキスト検索も行なえるようになる。しかし、実際、著者もを数冊自分で裁断して、スキャンをかけるということを試してみたが、まだ春先だというのに汗だくの作業となった。これを代行してくれるというのはありがたいという意見が多いのには頷ける。 1冊あたり100円(送料は依頼者負担)という低価格設定もあって、一気に注目を集めたサービスだが、有識者の間では「著作権的にグレーな部分を含むのではないか」という指摘と「利便性も高いし、実害を

    業界関係者から歓迎の声も――スキャン代行は「悪」なのか (1/3)
  • ボカロで「自由」を手に入れた 佐久間正英が語る音楽の未来 (1/6)

    「あの大物音楽プロデューサー、佐久間正英がボーカロイドを使い始めた!」 というのが話題になっている。ガットギターやピアノのインストゥルメントを毎晩「twaud.io」※に上げていて、それだけでも十分注目に値することだったのだが、ある夜からそこに「Goodnight_to_followers」※と題した「巡音ルカ」のボカロ曲も加わり、一時はtwaud.ioのランキング上位3曲をボカロ曲が占めるということも起きた。 ※ twaud.io : Twitter上で楽曲を共有するためのサービス。佐久間さんのアカウントはこちら ※ Goodnight_to_followers : 佐久間さんが最初に上げたボカロ曲。ツアー中に作った曲に、hachiというバンドのボーカリストであるハツエさんが、歌詞を付けたもの。ライブハウスの楽屋で歌詞を書いてもらい、終演後に皆で歌った曲で、それをボカロでやったものだとい

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  • 平沢進が語る、音楽の新しいスタンダード (1/5)

    平沢さんがプロミュージシャンとして最初にインターネットへ軸足を移して10年。無料配信やインタラクティブライブ、今回の「還弦主義」など、続々とネットを通じたパフォーマンスを展開してきた。その結果、この音楽不況下にあって売上を伸ばし続けているというから驚きだ。その秘密は何か? というのが今回のテーマ。 「新しいスタンダードを作った方が早い」 という前回の平沢さんの発言は、明快かつ示唆に富んでいる。いま「旧(ふる)いスタンダード」のシステムが壊れつつあり、それらを延命させるために様々な規制が講じられつつある。 だが、音楽は、そうしたものとは無関係にあって、そうしたものと戦う必要もない。10年前にそこから抜け出す最初の一歩を踏み出した人は、それを「体感」として語ってくれた。むしろシステムに乗った途端に失われるものについても。 では、インタビューの続きをお楽しみください。 ビジネスモデルと呼べる

    平沢進が語る、音楽の新しいスタンダード (1/5)
  • 「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (1/6)

    「間違えてないか? 私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 「マイナーで売ってるんだけど」 「平沢進というのは『な~に~? この音楽、きもちわるい』とか、そういう類だから。かわいくないから」 「友達減るから」 「私が『平沢唯』と書いたことにより、多くの皆様を誤った場所に導いてしまったことを深くお詫び申し上げますから」 「重ねてお詫び申し上げますから」 (Twitterアカウント @hirasawa より抜粋) 平沢進さんは日を代表する電子音楽の作家であり、また高い表現力を持つボーカリストだ。1979年にテクノポップグループ「P-MODEL」でデビューし、1989年からソロ活動を開始。ブロードバンド環境が整い始める1999年には、メジャーとの契約を打ち切り、いち早くMP3でのダウンロード配信を始めるなど、現在のネット音楽シーンをリードしてきた人でもある。 その彼がTwitterに登場するや否や、

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  • なぜ我々は「けいおん!」に萌えてしまうのか? (1/2)

    齢45にもなる大人は、普段アニメなんか見ない。特に萌え萌えな絵柄には拒否反応を感じている……はずだ。 もっとも世の中には様々な人がいる。中には例外もなくはないだろう。でも大抵は見ないものだと信じたい。何故ならアニメに萌える中年男の姿というのは想像にすら耐え難い奇怪なものだからだ。 しかし万が一、仮にもそんな中年男がいるとすれば、一体全体どのツラ下げて見ていやがるのか? そのツラをぜひ見てみたいものだ。 と、おもむろに鏡に手をやると、そこには当たり前ながら見慣れた顔があり、すまなそうな表情でこちらを覗き込んでいる。うむ。宇宙戦艦ヤマトからこっち、アニメにはまったく縁なく過ごしてきた私だが、今回は完全にハメられたと言えよう。 そのきっかけは、登場人物の名前にあった。 平沢唯 秋山澪 田井中律 琴吹紬 ん? これは何か覚えがあるぞ。これはもしや、 平沢進 秋山勝彦 田井中貞利 ことぶき光 にひっ

    なぜ我々は「けいおん!」に萌えてしまうのか? (1/2)
  • 新聞社が「無断リンク」を禁止する3つの理由

    「日経済新聞 電子版」のリンクポリシーで「リンクをお断りする」場合が列挙され、その中に「個別記事へのリンク」があり、「以上の項目に違反した場合は、損害賠償を請求することがあります」と記載されていることが話題になっている。日経済新聞社に限らず、他のマスコミ、企業一般の中にも、無断リンクを禁止する旨の「リンクポリシー」があり、20世紀の頃から、Webや技術に詳しいユーザーにとっては格好の話題だ。 アスキー・メディアワークスのリンクポリシーには、「サイトのトップページ、ならびにサイト内の各コンテンツへのリンクは、ご自由にご利用ください。弊社の許諾等は必要ありません。」とあり、「あえてはっきり言いたい。馬鹿じゃないの?」とか「完全に時代遅れ」と言われる心配はなさそうだ。とはいえ、「すべての新聞社はリンク自由のリンクポリシーを策定すべし」とも思わない。 今回のコラムはその理由を書こう。日経新

    新聞社が「無断リンク」を禁止する3つの理由
  • お金ではなくモノを稼ぐ――ニコニコ生放送・伊予柑さんの狙い (1/5)

    ネットで誰でもライブ放送が出来るサービス「ニコニコ生放送」が始まってから1年と4ヵ月が経つ。その中で、「双方向通信」というネットの可能性を模索しつづけている、ひとりの男性がいる。伊予柑氏だ。 前回の記事で紹介した百花繚乱氏がニコ生界最高の「演者」(パフォーマー)とするならば、伊予柑氏はニコ生界最高の「企画屋」(プロデューサー)。伊予柑氏の生放送で注目すべきはその企画の妙にある。 彼が制作してきたのは、知らない人の家を泊まり歩く「おい、ゆとり!明日泊めてください!」や、渋谷で歩いている人の服をもらうという「おい、ゆとり!お前の服ください。in渋谷」といった生放送番組。視聴者とのコミュニケーションを交じえ、放送そのものに誰もが参加出来るというスタイルを確立し、見事に番組を成功させている。 彼の活動は個人の枠にはとどまらず、最近では「NKH」(ニコ生企画放送局)という放送グループを作りだした。カ

    お金ではなくモノを稼ぐ――ニコニコ生放送・伊予柑さんの狙い (1/5)