【W杯】言い訳できない2連敗。明確になったブラジル代表の立ち位置。卓越した手腕発揮したオランダ指揮官はマンUへ 前半3分、ドリブルで抜け出したロッベンをチアゴ・シウバが倒してPKの判定。この瞬間、試合の全てが決まった。 ドイツ戦での歴史的惨敗で世界中のサッカーファンに衝撃を与えたブラジル代表だったが、地元のサポーターと笑顔で大会を終えるためにも必勝を期して臨んだ3位決定戦だった。 しかし、結果は0-3。もしかすると、1-7よりもショックの大きい敗戦だったかもしれない。むしろ、ショックと言うよりも諦めや呆れといった思いの方が強かったのではないだろうか。選手にとって、これは何よりも辛い。 ドイツとの準決勝では、主将のチアゴ・シウバとエースのネイマールが不在。当然7失点は受け入れがたいが、長くチームをけん引してきた2人が不在という状況は敗戦の理由には十分だった。 だか、このオランダとの3