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  • 【読書感想】日本軍と日本兵 米軍報告書は語る ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    軍と日兵 米軍報告書は語る (講談社現代新書) 作者: 一ノ瀬俊也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/01/17メディア: 新書この商品を含むブログ (30件) を見る Kindle版もあります。 日軍と日兵 米軍報告書は語る (講談社現代新書) 作者: 一ノ瀬俊也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/02/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 私たちは、日軍、とくに日陸軍というと、空疎な精神論ばかりを振り回したり、兵士たちを「玉砕」させた組織というイメージがあります。しかし、実際には、「玉砕」ばかりしていたわけではありません。孤島で追い詰められた場合はともかく、ニューギニア、フィリピンなどの大きな島では、徹底抗戦、持久戦がとられましたし、沖縄でも、最後に出された指令は、組織的抵抗を最後まで継続せよ、というものでした

    【読書感想】日本軍と日本兵 米軍報告書は語る ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】弱いつながり 検索ワードを探す旅 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    弱いつながり 検索ワードを探す旅 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/07/24メディア: 単行この商品を含むブログ (41件) を見る Kindle版もあります。 [asin:B00M17J17S:detail] 内容紹介 グーグルが予測できない言葉を手に入れよ! 統制されたネット時代に「かけがえのない生き方」は可能か?著者初の挑発的人生論 人間関係を大切にするな! 友人に囚われるな! 「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、 ネットの検索ワードさえもグーグルに予測されている。 それでも、たった一度の人生をかけがえないものにしたいならば、環境を意図的に変え、 グーグルに与えられた検索ワードを裏切っていくしかない。 それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりなのだ――。 人生に自由と強度を与える「偶然性」

    【読書感想】弱いつながり 検索ワードを探す旅 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】「ストーカー」は何を考えているか - 琥珀色の戯言

    「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書) 作者: 小早川明子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/04/17メディア: 単行この商品を含むブログ (13件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 五百人ものストーキング加害者と向き合い、カウンセリングなどを行ってきた著者が、彼らの思考パターンと危険度、実践的対応を多くの事例とともに解き明かす。今や「ストーカー」をめぐるトラブルは年間二万件。なぜ彼らは常識を踏み外すのか、警察は後手に回るのか、その時どう対処すればいいのか―老若男女を問わず、誰もが当事者となりうる時代の必読書。 2000年に「ストーカー規制法」が施行されて以来、警察によるストーカーの認知件数は年々増え続け、今や年間2万件(一日あたり57件)にものぼっています。 これはあくまでも「警察による認知件数」ですから、警察に認知されていない、届け出をためらっている

    【読書感想】「ストーカー」は何を考えているか - 琥珀色の戯言
  • ゼロ・グラビティ ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。 参考リンク:映画『ゼロ・グラビティ』オフィシャルサイト 2013年37目。 世間は3連休前という金曜日のレイトショーで鑑賞。 3D吹き替え版で、観客は30人くらいでした。 すごいものを観ました。 なんというか、とにかくすごいので、なるべく予備知識少なめで、ぜひ映画館で3D版を観てもらいたい。 僕はいままで、3D映画で「こ

    ゼロ・グラビティ ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ラノベのなかの現代日本 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ラノベのなかの現代日 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書) 作者: 波戸岡景太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06/18メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 文芸評論とは無関係ながら、ある一定の世代に黙々と消費され続けるライトノベルの世界。 気がつくと、ラノベ出身作家がメジャーシーンで活躍していたり、作品がハリウッドで映画化されたり。日文化にもじわじわと影響をもたらしている。 その巨大で寡黙なラノベ作品群だが、 読者層が限られているからこそ、内容の変容をたどっていくと、 日社会の変化が確実に刻み込まれている。 その変化とはどのようなものなのか。 上の世代との断絶。ポップかライトへ、そしてぼっちへ。むかしオタク、いまはフツー。ドラえもんの来なかったのび太たち。 注目の文芸批評家が読み解く。 僕は「ライトノベル」をほとんど読んだこと

    【読書感想】ラノベのなかの現代日本 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • なぜ、Amazonで本を買わないの? - 琥珀色の戯言

    参考リンク:消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も− 毎日jp(毎日新聞) この記事を読んで、ずっと考えていたんですよね、「リアル書店は、どうすれば生き残れるんだろうか?」って。 なんのかんの言っても、僕は「屋さん」が大好きなので。 でも、「値段も同じで、配達してくれて、品揃えもよければ、Amazonで買うよね」と言われると「まあそうですよね」としか言いようがないのも事実ではあります。 都会には巨大な新刊書店がたくさんあるけれど、人口数万人レベルの地方都市では、TSUTAYAが最大の新刊書店、なんていうことも少なくありません。 リアル書店も時代とともに変遷しつづけているのです。 村上春樹の『ノルウェイの森』は1970年くらいの話なのですが、その時代、僕が生まれたくらいの時点で、すでに「商店街の小規模家族経営書店」の経営が厳しくなっていることが描かれています(ミドリの実家のこと)

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  • 【読書感想】ルールを変える思考法 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルールを変える思考法 (角川EPUB選書) 作者: 川上量生出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2013/10/10メディア: 単行この商品を含むブログ (14件) を見る Kindle版もあります。こちらなら933円。 ルールを変える思考法 (角川EPUB選書) 作者: 川上量生出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版発売日: 2013/10/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (21件) を見る 内容紹介 自他ともに認めるゲームオタクの川上氏は、「日でも数百人程度しか遊んでいなかったというボードゲームを手始めに、ゲーム機やPCの“シミュレーションゲーム”によって思考力や発想が鍛えられた」と語る。そんな同氏がビジネスを考えるときに重視するポイントは、「勝てないなら“ルール”を変えればいい」ということ。実際、その発想から、投稿動画サイトの巨人「You

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  • 堀潤さんの「問題の動画」を実際に観て、考えてみた。 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:「WEDGE9月号原発推進特集の舞台裏」について放送したら当事者に突っ込まれた堀潤さん - Togetter この話を読んで、僕も「ああ、堀潤さんやっちまったな……」と思ったんですよ。 それこそ、「上杉隆さんの二の舞か……」とも。 でも、最近堀潤さんの『僕がメディアで伝えたいこと』という新書を読んで、堀さんのこれまでの生き方や、これからやろうとしていたことに、けっこう共感してもいたので、ちょっと気になったのです。 このまとめ記事に対する反応で、堀潤さんを嬉々としてバッシングしている人たちは、実際に堀さんの放送を観たわけではなく、twitter上での『WEDGE』の編集長とのやりとりだけで、「堀潤は捏造をしている」「ジャーナリスト失格!」と言っているように見えたので。 僕は「ネット上で、一度『悪』だと決めつけられた人(多くは他人と違う生きかたをする「出る杭」に属する人)に対して、

    堀潤さんの「問題の動画」を実際に観て、考えてみた。 - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】風に吹かれて ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    風に吹かれて 作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/08/10メディア: 単行この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 宮崎駿、高畑勲という二人の天才を支え続けてきた、 スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫のすべて。 インタビュアー、渋谷陽一が名プロデューサーの足跡を辿り、その思想に迫る。 「鈴木敏夫は、アニメの神様がこの世に送った使者だ」――渋谷陽一。 名古屋で過ごした少年時代から、学生運動に揺れた大学時代、 『アニメージュ』の編集長として二足の草鞋を履きながら、 「風の谷のナウシカ」などを完成させる徳間時代、 プロデューサーとして、日映画の記録を塗り替えたジブリ時代、そして現在――。 「風立ちぬ」公開を直前にして、ジブリを、そして自分自身を語り尽くした8時間のインタビュー。 あわせて、「アリエッティ」「コクリコ坂」などの公開前インタビュー

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  • 【読書感想】ファミリーレストラン 「外食」の近現代史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ファミリーレストラン 「外」の近現代史 (光文社新書) 作者: 今柊二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/01/17メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 ファミリーレストラン?「外」の近現代史? 作者: 今柊二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/04/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 日で、「家族」という単位での「外」が格的に開始されたのは、明治以降だった。鉄道や海上交通が発達するにつれ、駅弁や駅前堂、大衆堂、デパート堂といったものもまた、発展していった。その後、戦時中の糧難、戦後のアメリカの影響などを経て、ファミリーレストランの誕生へとつながっていく。その前史から、一九七〇年代に迎えた黄金期、「べる場所」から「いる場所

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  • 【読書感想】チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1 作者: 東浩紀,津田大介,開沼博,速水健朗,井出明,新津保建秀,上田洋子,越野剛,服部倫卓,小嶋裕一,徳岡正肇,河尾基出版社/メーカー: ゲンロン発売日: 2013/07/04メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 「観光地化する原発事故跡地!」 誰も知らない、あの悲劇の27年後とは―― 3.11後に福島で取材を重ねた東浩紀・開沼博・津田大介の3名が、チェルノブイリへの取材を敢行。 立入禁止区域内、廃墟と化した周辺自治体、そして原子力発電所内部を巡りながら、未だ収束しない事故現場でさまざまな関係者の声を聞きました。写真家・新津保建秀の美しくも緊張感の漲ったグラビアとともに、その現場を子細にレポートします。 東浩紀によるツアー手記や開沼博による論考、津田大介によるルポルタージュ

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  • 【読書感想】ネットのバカ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ネットのバカ (新潮新書) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/07/13メディア: 新書この商品を含むブログ (17件) を見る 出版社からのコメント ツイッターで世界に発信できた。フェイスブックで友人が激増した。そりゃあいいね! それで世の中まったく変わりませんが……。ネットの世界の階級化は進み、バカはますます増える一方だ。「発信」で人生が狂った者、有名人に貢ぐ信奉者、課金ゲームにむしられる中毒者、陰謀論好きな「愛国者」。バカだらけの海をどう泳いでいくべきなのか。ネット階級社会の身もフタもない現実を直視し、正しい距離の取り方を示す。 あの『ウェブはバカと暇人のもの』の中川淳一郎さんの新刊。 私がネットについて論じた書を初めて書いたのは2009年4月発売の『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)で、あれから4年。人間の趣味嗜好など質についてはまったく変わら

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  • 【読書感想】結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    結局、日のアニメ、マンガは儲かっているのか (ディスカヴァー携書) 作者: 板越ジョージ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2013/04/13メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 「MANGA」が世界共通語として使われ、 アメリカやヨーロッパでは、アニメのコスプレが日文化として人気を集めているという。 しかし、日のアニメ、マンガは当に産業として成り立っているのだろうか? 作品の、芸術としての評価と、ビジネスとしての評価は別物である。 「クールジャパン」と胸をはる日人だが、 実は、世界で儲かるコンテンツを確立しえていないのだ。 作品がすばらしいのは、ディレクター(作家)の才能。 作品が売れるのは、プロデューサー(統括管理者)の才能だといえる。 日はディレクター大国であり、アメリカはプロデューサー大国なのである。 アニメ、マン

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  • なぜ『俺の邪悪なメモ』は失われたのか? - 琥珀色の戯言

    ※以下の内容は、すべて僕の主観と想像に基づくもので、「それってお前の主観!」とか言われても「その通りだ」としかお答えしようがありませんであらかじめお断りしておきます。 参考リンク(1):新人賞をとって、ミステリー作家になりました。(「俺の邪悪なメモ」跡地) 参考リンク(2):404 Blog Not Found:過去作を抹消する新人作家? 「参考リンク(2)」のdankogaiさんのエントリのブックマークには、例のごとく「弾劾」が溢れているのですが、最初にこの「過去ログ消去騒動」を知ったときには、僕も「これから作家としてやっていくのなら、なんでせっかくの人気ブログを消しちゃうんだろう?」って思ったんですよ、純粋に商売として考えてみても。 TENGAの話とかが恥ずかしいんじゃないか、とか、昔の「青い文章」を読まれるのに耐えられないんじゃないか、とか、ミステリの大きな賞を獲ってデビューするのだ

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  • 【読書感想】統計学が最強の学問である ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    統計学が最強の学問である 作者: 西内啓出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/01/24メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 209回この商品を含むブログ (127件) を見る 統計学が最強の学問である 作者: 西内啓出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/01/28メディア: Kindle版購入: 9人 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。 どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。 「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。 書では最新の事例と研究結果をもとに、基礎知識を押さえたうえで統計学の主要6分

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    hasetaq
    hasetaq 2013/02/07
  • 『週刊朝日』と「フラット化するメディア」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:物言いは“すべからく”上品に:日経ビジネスオンライン これを読みながら、僕は「そういえば、最近週刊誌って読んだことあったっけ?」と考えていました。 いや当に読んでない。雑誌そのものを読んでない。 『週刊アスキー』と『ファミ通』くらいでしょうか、手にとったのは。 そういえば、週刊誌じゃないけど、この間『サーカス』が最終号だったのをコンビニで見たな、ということを思い出していました。 あれも最初はけっこう鳴り物入りで始まった雑誌だったような記憶があるのですが、むしろよくもったというべきか。 いろんな統計をみても、ネットの影響もあり、週刊誌はどんどん部数を落としているようです。 『週刊少年マガジン』や『ジャンプ』みたいに、かなりの部数が出ていたものは、凋落しながらも踏みとどまっている感じですが、内容的にもネットと被ってしまいがちな『週刊○○』(文春、とか現代、ポスト)のような「総合週

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  • 【読書感想】僕たちのゲーム史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    僕たちのゲーム史 (星海社新書) 作者: さやわか出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/26メディア: 新書購入: 16人 クリック: 271回この商品を含むブログ (36件) を見る 内容説明 書は、ゲームと共に生きてきた「僕たち」のためのです 僕たちの暮らしの中にゲームが登場して、30年ほどの時が流れました。書ではその歩みを辿ってゆきますが、ソフトの売り上げ、あるいはハード戦争といった事柄に重心を置いた記述はしていません。なぜなら、日ゲームは、「ボタンを押すと反応する」という基を巧みにアレンジしつつ、一方で「物語」との向き合い方を試行錯誤してきた歴史を持っているからです。このような視点でゲーム史を編むことで、「スーパーマリオのようなゲームはもう生まれないのか?」「最近のゲームはつまらなくなったのでは?」といったあなたの疑問にもお答えできるようになりました。さあ

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  • 【読書感想】都市と消費とディズニーの夢 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代 (oneテーマ21) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/08/10メディア: 新書購入: 6人 クリック: 86回この商品を含むブログ (27件) を見る 内容紹介 ウォルト・ディズニーが最後に見た夢は「都市計画」だった! ?消費社会の進展により、もはや「ショッピングモール化」とさえ言える変貌を遂げた都市。消費のあり方が都市の姿を変える。現在に至る変遷と未来の姿。 著者は、「まえがき」でこう述べています。 現代的な都市といまどきのショッピングモール。この両者は言葉上の定義が似ているだけではなく、少しずつ姿を変えながら互いににじり寄る関係にあり、近い将来、その両者を区別することは困難になって、どこまでが都市でどこまでがショッピングモールなのかわからなくなってしまう可能

    【読書感想】都市と消費とディズニーの夢 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言

    「ねえ、今日どこにごはんべに行く?」 「どこでもいいよ」 「いや、僕は君が行きたいところに行くよ」 「私はどこでもいから、決めて」 「そんな遠慮しなくていいからさ」 「遠慮なんてしてないって」 「せっかく決めていいよって言ってるのに」 「だからこっちも好きにしていいよ、って言ってるじゃない!」 僕は優柔不断な人間なので、こういう会話をさんざんやってきました。 当に、人間って学ばない生き物ですよね。 とくに、「自分が良いことをしている」と思っている場合には。 夕の店を決めるときに、誰かと相談していて、なかなか店が決まらない。 こういうときの僕は「相手は何か希望を持っているのに、遠慮しているはず。心を引き出して、希望に沿ってあげなくては!」 と、勝手に考えていたのです。 相手の希望をきいてあげるのが「親切」であり、「紳士的な態度」なのだと。 でも、最近ようやくわかってきました。 こうい

    「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言
  • ひとりで死んでも孤独じゃない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ (新潮新書) 作者: 矢部武出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/02メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。 ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ―(新潮新書) 作者: 矢部武出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/17メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 身体が悪くなっても、子供が近くにいても、アメリカの老人は最期まで極力ひとりで暮らそうとする。個人の自由と自立こそ、彼らが最も重んじている価値だからだ―。高齢者専用住宅、配サービスのNPO、複数世帯がつかず離れずで暮らすコーハウジングなど、独居老人と社会の紐帯を確保するためのさまざまな取り組みを紹介

    ひとりで死んでも孤独じゃない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    hasetaq
    hasetaq 2012/03/06
    都市圏+お金があれば