ブックマーク / sports.yahoo.co.jp (65)

  • ジダンの監督就任でレアルに生じた変化 訪れた落ち着きと新指揮官への絶大な信頼 - スポーツナビ

    1月4日、ラファエル・ベニテスが突然解任され、後任にはクラブのレジェンドであるジネディーヌ・ジダンが就任した 【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】 わずか3週間前まで、レアル・マドリーは深刻な状況にあった。ラファエル・ベニテス前監督に明るい未来が待っていないことは明らかだったものの、シーズン半ばに監督を替えるのは早過ぎる。平行して不安定なパフォーマンスを繰り返すチームからは無気力さがにじみ出ており、もはや移籍市場でインパクトを与えることでしか、ネガティブな状況をごまかす術(すべ)はないかと思われていた。 しかし、ここでフロレンティーノ・ペレス会長が近い将来に重要な意味を持ち得る手段を講じることで、事態は予想外の方向へと発展することになった。 少し前まで再三ベニテスへの支持を公言してきたにもかかわらず、またもペレスは何わぬ顔で態度を豹変(ひょうへん)させた。長く輝かしいキャリアを持つ指揮官との

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  • リバプールにとって“完璧”なクロップ ロジャーズ政権を継ぐに適任な熱血漢 - スポーツナビ

    最後通告は、ダービーマッチの数時間後だった。 リバプールがエバートンと1−1で引き分けた試合後、練習場のオフィスに戻ったブレンダン・ロジャーズは1の電話を受けた。相手はクラブのオーナーシップを持つフェンウェイ・スポーツ・グループの幹部であるマイク・ゴードン。それは、2012年夏から続いたロジャーズ政権の終わりを告げるものだった。 クラブの命を受けたキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンを通じて指揮官更迭を聞いた選手たちは、一様にロジャーズ退団を悲しみつつも、驚いた様子はなかったという。昨シーズンは6位。即時解任を免れる条件として新シーズンの成功を約束したロジャーズにとって、開幕8試合で3勝3分け2敗、8得点10失点で10位という成績は不十分だった。数週間前から解任のうわさも絶えず、選手たちも予期していたのだろう。 翌日から、英国メディアは“ユルゲン・クロップ祭り”になる。後任候補にはカルロ

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  • マインツで評価される武藤のポテンシャル 岡崎の足跡をたどり、さらなる飛躍を - スポーツナビ

    マインツに移籍した武藤(奥)は、果たしてファンに岡崎を忘れさせることはできるのか 【Bongarts/Getty Images】 その瞬間、ファンは既視感を覚えたかもしれない。選手交代を示すボードに掲げられた緑と赤の数字は、ある時は「9」、ある時は「14」だった。テヘランのアザディ・スタジアムで掲げられたボードには「14」、マインツのコファス・アレーナでのそれには「9」とあった。ただし、どちらも意味したものは変わらない。武藤嘉紀のピッチへの投入である。 ワールドカップ・アジア2次予選(アフガニスタン戦)ではボルシア・ドルトムントMF香川真司との交代だったが、ドイツの地では岡崎慎司の足跡をたどろうとしている。もはや、ブンデスリーガの歴史で最も成功を収めたと言っていい日人FWの後釜という役目を、マインツで果たそうとしている。 だが、果たしてこの23歳のFWは人々に岡崎のことを忘れさせることが

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  • 「コンパクトで本物の自信作だった」 イビチャ・オシムが語る当時の日本代表 - スポーツナビ

    オシム氏とアシマ夫人。夫人と結婚する直前に開催された東京五輪の思い出は、今でも氏にとって大切な宝物だ 【宇都宮徹壱】 元サッカー日本代表監督であるイビチャ・オシム氏にとっての日とのファーストコンタクトが、ユーゴスラビア代表として出場した1964年の東京五輪だというのはよく知られている。氏は瞳を輝かせながら、当時の思い出を饒舌に語る。 「東京に行った時には、いろんなお土産を買ったな。(当時、婚約中だった)には日人形と着物を買った。今でも彼女は時々、それを家の中で着ているんだ(笑)。オリンピック村には、さまざまなスポンサー企業が店を出していて、そこでトランジスタラジオや真珠も買ったよ。(当時のユーゴでは)見られないものばかりが、そこにはあった」 その後、91年にパルチザン・ベオグラードの監督として、2002年のワールドカップ(W杯)にFIFA(国際サッカー連盟)の技術委員会スタッフとして

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  • ベールを脱いだトゥヘル・ドルトムント 川崎戦から始まる香川と丸岡の新たな章 - スポーツナビ

    2008年夏から7シーズン指揮を執ったユルゲン・クロップ監督が退任し、今季からトーマス・トゥヘル監督率いる新体制へ移行したボルシア・ドルトムント。ロベルト・レヴァンドフスキのバイエルン・ミュンヘン移籍の影響が出た昨季こそ7位という不意な結果に終わったが、クロップが率いた7年間は10−11、11−12シーズンのブンデスリーガ2連覇、12−13シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝など華々しい成績を残してきた。それだけにトゥヘル監督も重圧を感じるだろう。マインツ時代の先輩指導者であるクロップの築いたベースを生かしつつ、いかにして独自色を出していくのか。そこは今季のドルトムント最大の注目点と言っていい。 その一端を垣間見る貴重なチャンスと位置づけられたのが、7日に等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレとのプレシーズンマッチ。彼らは7日に日、9日にマレーシア・ジョホールバルを転戦するスケジュ

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  • なでしこが“あえて”選んだシビアな戦略 劣勢の中で見せた「勝つための知性」 - スポーツナビ

    は終了間際の相手オウンゴールで勝ち越し。2大会連続となる決勝進出を果たした 【写真:中西祐介/アフロスポーツ】 「気持ちの強いほうが勝つ」と、宮間あやはいつもまっすぐ前を向いて言う。その言葉が単なる精神論ではないと、この試合でよく分かった。 FIFA女子ワールドカップ(W杯)カナダ2015の準決勝、なでしこジャパン対イングランドの試合は、前半お互いにPKを獲得して1−1で折り返し、後半アディショナルタイムにイングランドのDFラウラ・バセットのオウンゴールで決着がついた。勝者の表情にはまるで梅雨の晴れ間のような明るみが射し、敗者の心は灰色の雲で覆われた。 まさかの結末でW杯2大会連続決勝進出を果たしたなでしこジャパンは、この試合の早い段階で、ある重要な決断を下していた。彼女たちは、試合の主導権をあえて捨てるという大勝負に出たのだ。 イングランドは右サイド8番(ジル・スコット)のヘディング

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  • 迷いが消え、調子を上げた香川真司の1年 ドイツ杯決勝で敗れるも現地では高評価 - スポーツナビ

    香川は先発したもののドイツカップ決勝で敗戦。クロップ監督のドルトムント最終戦を勝利で飾ることはできなかった 【Bongarts/Getty Images】 ドイツカップ決勝を前に「ユルゲン・クロップに有終の美を」という雰囲気がドイツ中にあふれていた。7年間、ドルトムントで指揮を執ってきたクロップのファイナルゲーム。歯に衣着せぬ発言と自分でも歯止めの効かない情熱の塊は、ドルトムントファンだけではなく、多くのドイツサッカーファンに愛されていた。爆発的なスピードとエネルギーで相手に遅いかかるハイテンポなサッカーは、間違いなく一つの時代を築きあげた。前日記者会見でクロップは「(決勝が行われる)ベルリンに来るのはいいものだが、それだけではスリリングではない。ここで何かを勝ち取る方が間違いなく素晴らしい」とコメントし、最後にもう一度選手、スタッフ、そしてファンと優勝の喜びを分かち合いたいと願った。 そ

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  • ベテランと若手が合宿で得た自信と危機感 ハリルホジッチが示した「世界基準」 - スポーツナビ

    国内組のみの代表候補合宿を実施したハリルホジッチ監督。選手たちに何を伝えたのか 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】 6月16日のシンガポール戦から2018FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会への新たな一歩を踏み出す新生・日本代表来であれば、昨年のW杯ブラジル大会直後から新たな体制で準備を進めているはずだったが、ハビエル・アギーレ前監督の契約解除によって、3月にヴァイッド・ハリルホジッチが新監督に就任。現体制での活動時間は同月のチュニジアとウズベキスタンとの2連戦(約10日間)だけとなっていた。 新指揮官は6月のW杯予選、そして8月の東アジアカップを視野に入れ、5月中の国内組のみの代表候補合宿実施を熱望。日サッカー協会側がJクラブに頼み込んだことで、5月12日と13日の実施にこぎつけた。こうした経緯があったからこそ、彼らはこの2日間を最大限有効活用しなければならなかった。 それに先

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  • ドイツ以外の3カ国で苦戦する日本人選手 本来の実力を発揮できない要因は何か? - スポーツナビ

    チェルシー移籍がうわさされる武藤。しかし、プレミアリーグで日人選手はなかなか活躍できていない 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 つい最近まで連日のように、1人の若者の“今後”が各メディアで報道されていた。武藤嘉紀、22歳。今年の春に慶應義塾大学を卒業したばかりの彼を取り巻く環境は、この1年で驚くほどに激変した。FC東京U−18時代からスポット的に“よっち”(武藤の愛称)のプレーを見てきた者としても、ベースとなるプレーの特徴は当時からほとんど変わっていないものの、その溢れ出る自信のようなオーラが導く、加速度的な成長への道筋にはただただ驚いている。それでも、大々的に報道されたイングランドの“超”強豪であるチェルシーへの移籍というのは単純に「すごいな」と思う反面、人が自身の進路へ慎重にならざるを得ない面も十分理解できる。そんな中、今回は編集部から「ブンデスとセリエでは成功した日人選手

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  • ついに訪れたクロップ監督の退陣発表 成長を求められるドルトムントと香川真司 - スポーツナビ

    ひょっとしたら、という声がなかったわけではない。しかし、実際に発表されると、やはり誰もが驚いた。ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、今シーズン終了後の退団を決断。急きょ行われた記者会見では、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バッツケ代表取締役が涙をこらえながら、ゆっくりと言葉を紡ぎだしていた。 「すばらしい結果をもたらした7年間の共同作業は、今シーズンで終わりとなる。特別に強力な信頼関係でわれわれは結ばれ、これまでやってきた。ユルゲン、ファンタスティックな成功と君の仕事ぶりに、われわれボルシアに携わる全ての人々から永遠に終わらない感謝が送られることだろう」 一時期は経営難による債務超過で、破たん寸前まで落ち込んでいたドルトムント。そんなクラブにクロップがやってきたのは、徐々に再建のめどが立ってきていた2008年だった。じっくりと時間をかけてチーム作りが進められたドルトムントは、

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  • 13歳・久保建英が下した苦渋の決断 帰国後も再びバルサでのプレーを目標に - スポーツナビ

    欧州各国がセマナ・サンタ(カトリックの聖週間)の連休でにぎわう中、一人の少年が帰国を決断した。2011年に日人として初めてFCバルセロナと選手契約を結んで以降、現地での目覚ましい活躍が注目されていた久保建英である。 EU(欧州連合)圏内では16歳未満、それ以外では18歳未満の選手の国際移籍を原則禁止するFIFA(国際サッカー連盟)の規約19条に違反しているとして、バルセロナがFIFAから該当選手の活動停止を命じられたのは13年2月のこと。その後の調査により該当する選手は10人に上り、昨年4月には45万スイスフラン(約5200万円)の罰金と、全カテゴリーにおける新規の選手登録を1年間禁止する処分が正式に通告される。この時まだ活動停止の該当選手には含まれていなかったものの、クラブは規約違反の対象となり得る建英とアメリカ人MFのベン・レーダーマン、フランス人MFのカイ・ルイスの3選手についても

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  • ハリルホジッチが得た「リスク」の対価 指揮官の非凡さを感じさせた3つの要素 - スポーツナビ

    チュニジア戦からスタメン総入れ替えとなった日だが、ウズベキスタンに5−1と圧勝した 【写真:中西祐介/アフロスポーツ】 ヴァイッド・ハリルホジッチ新体制となって2戦目の相手は、中央アジアのウズベキスタン。日にとっては、ワールドカップ(W杯)予選でなじみ深い相手である。両国は過去に9回対戦しており、結果は日の5勝3分け1敗。直近の対戦は、2012年2月29日に豊田スタジアムで行われたW杯アジア3次予選で、そのときは0−1で敗れている(日はすでに最終予選出場を決めていた)。最新のFIFA(国際サッカー連盟)ランキングは72位(日は53位)。今年1月のアジアカップでは、準々決勝で韓国に敗れており(延長戦で0−2)、日と同様ベスト8で大会を去っている。 今回、ウズベキスタンとの対戦成績を調べてみて気付いたのだが、過去9試合のうち8試合は、いずれもW杯予選やアジアカップでの対戦、つまり公

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  • 新監督が初陣で見せた“道”とは何か? チュニジア戦でのハリル采配を読み解く - スポーツナビ

    日本代表に新たな息吹を引き出そうとしているハリルホジッチが、チュニジア戦で見せたコンセプトとは 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 ヴァイッド・ハリルホジッチ新体制となった日本代表の練習が全面公開となったのは、大分での合宿4日目、すなわち初陣となるチュニジア戦前日のことであった。これまでの代表合宿の場合、試合前日は冒頭15分の公開とし、それより前(おおむね試合2日前)に全面公開とするケースが多かった。ところが今回は、初日は監督やスタッフも加わったランニングだけで終了。2日目と3日目は15分の公開のみ。そして試合前日の4日目になって、ようやく全面公開となった。 練習メニューは、スプリントや判断力や正確性を意識したものが多かった。フィールドプレーヤーを12人ずつに分けたミニゲーム(ハーフコート、ゴール4つ、2タッチ以内というレギュレーション)では、「スタメン組とサブ組」ではない「チームAと

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  • W杯で得た喜び、クロアチア戦の悔恨 柳沢敦が語るキャリアと未来<前編>|コラム|サッカー|スポーツナビ

    2014シーズン限りで19年間のプロ生活にピリオドを打った名ストライカーがいる。鹿島アントラーズの黄金時代を築き、京都サンガF.C.、ベガルタ仙台の成長の礎を作り、02年日韓、06年ドイツと2度のワールドカップ(W杯)に出場した柳沢敦である。 富山第一高校時代から「超高校級」と言われた若きFWは1996年に鹿島入り。2年目の97年から徐々にレギュラーに定着し、98年元日の天皇杯決勝では増田忠俊、マジーニョと彼のゴールで3−0と横浜フリューゲルスを撃破。初めて自身が原動力となってタイトルを獲ることに成功する。この活躍を買われ、直後には岡田武史監督(現FC今治代表)率いる98年フランスW杯大会に向けた代表候補に抜てき。98年2月のオーストラリア戦(3−0/アデレード)で国際Aマッチデビューを果たし、一気にスターダムにのし上がる。 残念ながら98年フランスW杯の出場はかなわなかったが、その後の

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  • 日本を変えるハリルホジッチのこだわり もたらす勝負強さとわずかな不安 - スポーツナビ

    成田に到着したハリルホジッチ新監督(左)。ブラジルW杯ではアルジェリアを率い、優勝したドイツを苦しめるなど実績が評価された 【写真:田村翔/アフロスポーツ】 ヴァイッド・ハリルホジッチ氏の就任が理事会で承認され、正式に日本代表の新監督が誕生することとなった。ハリルホジッチは13日に来日し、正式契約が結ばれる。ハビエル・アギーレ前監督が契約解除となってから、およそ1カ月半。「世界を知っていて、世界を経験している」と霜田正浩技術委員長はハリルホジッチを招へいするにいたった理由を説明した。当初はさまざまな候補の名前が浮かんでは消えたが、技術委員会は契約が可能な中でベストの選択をしたのではないだろうか。 技術委員会は代表チームを率いた実績を重視して候補を絞り込んだというが、ハリルホジッチに関して特筆するべきは他国の代表を率いてワールドカップ(W杯)の舞台で結果を出していること。ブラジルW杯でアルジ

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  • 代表監督内定、ハリルホジッチとは何者か その知られざる素顔と人脈、苛烈な人生 - スポーツナビ

    日本代表の新監督に就任したハリルホジッチ。昨年のW杯ではアルジェリアをベスト16に導くなど国際経験豊富な名将だ 【写真:Action Images/アフロ】 サッカー日本代表の新監督に、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、前アルジェリア代表監督のワヒド・ハリルホジッチが就任する見通しであることが、JFA(日サッカー協会)の霜田正浩技術委員長によってアナウンスされた。3月12日に行われる理事会での承認後に正式契約する。 ハリルホジッチといえば、昨年のワールドカップ(W杯)でアルジェリア代表を率いて史上初めて決勝トーナメント進出を果たし、王者ドイツを延長戦まで追い詰めた健闘が記憶に新しい(2−1でドイツが勝利)。また試合終了後に、選手を讃えながら男泣きした場面なども心に残った(熱血漢で、選手のやる気を引き出すモチベーターなのだ)。 現役時代はFW。強烈なキックとヘディングが印象的なストライカーだ

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  • フットボール界の勢力図が崩れる? プレミアが巨額のテレビ放映権契約を締結 - スポーツナビ

    巨額のテレビ放映権契約を締結したプレミアリーグ。リーガとの経済格差は広がるばかりだ 【写真:Action Images/アフロ】 予期されていたことではあったが、やはりそれは欧州、とりわけスペインのフットボール界にとって大きな衝撃をもたらした。イングランドのスポーツチャンネル『Sky Sports』と大手通信業者『BT』が2016−17から3シーズンのプレミアリーグの放映権購入に合計69億ユーロ(約9327億円)、つまり1シーズンにつき23億ユーロ(約3108億円)を支払うことで合意に至ったのだ。 これから何らかの急激な変化が生じない限り、リーガ・エスパニョーラにはまず実現不可能な額だ。現にスペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、2016−17シーズン以降のリーガのテレビ放映権収入が現在の8億ユーロ(約1081億円)から10億ユーロ(約1351億円)に増加すると見込んでい

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  • あっけなく訪れたアギーレとの別れ 注視したい今後のJFAの体制と後任人事 - スポーツナビ

    代表監督との別れは、いつも突然訪れる。 ワールドカップ(W杯)出場を果たした監督でも、大会での敗退が決まれば、基的にそこで終わり。それほど日を経ずに退任会見が行われる。ジーコ監督のときも(2006年ドイツ大会)、岡田武史監督のときも(10年南アフリカ大会)、日で行われた最後の会見はW杯を取材中だったため立ち会えなかった。前任のアルベルト・ザッケローニ監督は、ブラジル大会のキャンプ地であるイトゥで日のファンに別れの言葉を述べているが、あまりにも急な話だったので現地に赴くことを断念せざるを得なかった。 3日、ハビエル・アギーレ監督の解任が正式に発表された。JFA(日サッカー協会)の大仁邦彌会長は「契約を解除した」という表現にこだわっていたが、事実上の解任と言って差し支えないだろう。正直なところ、このタイミングでの解任は予期していなかった。というのも、先のアジアカップで日が準々決勝で

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    hasetaq
    hasetaq 2015/02/04
    やっぱ、現時点では推定無罪だけどもし有罪になった時のリスクが大きすぎるという判断だったんかな
  • バロンドールにふさわしきノイアー 問われる世界最高サッカー選手の意義 - スポーツナビ

    ノイアーは2014年のバロンドール有力候補といわれながらも受賞には至らなかった 【写真:Maurizio Borsari/アフロ】 今回、“世界最高の男”はマヌエル・ノイアーではなかった。 世界一のタイトルがもたらされたドイツの人々は、次のタイトルが来るのを待つばかりだった。そう、ノイアーは民衆の英雄となった。世界最高のGKとなり、GKのプレーの概念を進化させてさえいたのだ。 このGKは、世界王者を支える存在として、ブラジルで傑出したプレーを披露した。ペナルティーボックスから遠く離れた位置でのタックルや、ボールを扱うプレー。自分の仕事場を広げ、正確なスローイングも備える。精緻なのはキックも同様だ。スピードもあり試合のリズムを紡ぎ、世界中のファンとサッカーの専門家に強いインパクトを残してきた。 その結果として、2014年の年間最優秀選手の最終3候補にまで残った。理由はさまざまあるが、彼の残し

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  • スリナム代表W杯出場プロジェクトが始動 北中米に新たな強豪国が誕生する可能性 - スポーツナビ

    ミランやオランダ代表などで活躍したセードルフもスリナム出身。彼らが持つポテンシャルは極めて高い 【写真:ロイター/アフロ】 1988年、ユーロ(欧州選手権)を制したオランダにはルート・フリット、フランク・ライカールト、ジェラルド・ファネンブルグ、アーロン・ビンターがいた。95年、チャンピオンズリーグとクラブワールドカップ(W杯)を制したアヤックスにはクラレンス・セードルフ、エドガー・ダービッツ、パトリック・クライファート、マイケル・ライツィハー、ウィンストン・ボハルデがいた。彼らスリナム系オランダ人が、オランダサッカー界に果たした役割は世界中に知れ渡っている。スリナム系オランダ人が持つサッカー能力のポテンシャルはものすごく高い。 ならば、スリナム代表もそれなりの力があってもいいはずだが、現実は厳しい。2009年、彼らはオランダに遠征したがVVVに0−3という完敗を喫してしまった。スリナム代

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