(1)「金魚」は水道水の守り神 浄水場では、川や湖の水を取りこんで水道水をつくっています。千葉県営水道では、川や湖の水に体に害がある重金属や農薬などが含まれていないか約200項目もの検査をしていますが、更に、水の安全を見張る役目を“金魚”にもお願いしています。浄水場に取り入れる水で金魚を飼って、その動きを監視しています。 もし、金魚の様子がいつもと違っていたり、万が一暴れたりした場合には、取水を止めて水質の検査を行います。 また、浄水場で作った水道水(※)でも同じように金魚を飼って、水道水の安全も見守ってもらっています。 (※水質監視のため、この水道水の残留塩素は抜いています。) (2)金魚の代わりの生き物はいるの? 水の安全を見守るために、全国の浄水場では金魚以外の生き物も使われています。 魚では、ヒメダカやコイ、フナ、ウグイ、ニジマスなどが使われていますし、ヌマエビやミジンコも使われま