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ブックマーク / ensaigaisai.seesaa.net (5)

  • 第4象限の入り口で 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

    以下は2010年10月のPIMCO社のビルグロース氏のinvestment outlookより引用しました。 「(前略) 「投資家」はこれまでよりも低いリターンに甘んじなくてはならないニュー・ノーマルという状況を正確に思い描くことができていません。つい先週、ニューヨーク・タイムズ紙は年金基金が企業年金、公的年金双方とも、性急な綱渡りを進めようとしていると報じました。この記事では、こうした年金投資家の苦境、すなわち運用ポートフォリオの長期的リターンを平均8%と想定している状況を「貯蓄の幻想」と称しています。実際に、過去10年間のリターンは平均で3%に過ぎません。しかし、こうした投資家はチャート1に示した25年間の歴史が適切な目安になるとの考え方に固執しています。これはある意味で、年金運用の分野において株式長期投資の考え方を模倣したものであると言えます。しかし、常識的に考えた場合に得られる唯一

    hastings
    hastings 2010/10/21
  • JALの株主優待券

    今日はJALが法的処理の線ではなしがすすんでいるとかいう報道をうけてJALの株が暴落。実際は昨日からでしたがね。こういう問題は最初から結論は見えているのだから、早くやればいいものを、ぐずぐずするから犠牲者や不満がいっぱいたまるのです。 さて、当然のことですが、株主責任ということになれば、少なくとも現状での株主優待という制度そのものがなくなる可能性は極めて高いのですが、さて、ある時点で法的破綻処理とかになったとき、既存の株主優待券はどうなるのでしょうか? 素人ながらも考えたのですが、この券は一種の請求権を表象したものにすぎないから、この「半額値引きしてもらう」という権利も一般債権と考えられそうです。そしてそもそも切符を買うまでは運送契約上は債権者でもないわけですしこの券は切符を買うという条件付きの請求権にすぎません。仮に飛行機が飛び続けたとしても、こうした割引券の効力が否認される可能性は十分

    hastings
    hastings 2010/01/06
  • かますの干物とかワインとか(思いっきり雑談の休日モード)

    むかし房総のある場所でとてつもなくおいしい干物を旅館の朝べさせてもらって以来、干物には相当思い入れがある。今日はたまたま閉店間際のスーパーを覗いていたら定価398円のカマスの干物(2尾入り)が130円で出ていたのでとりあえずゲット。焼いてべたらやっぱり安くてもかますはかます。おいしかった。そういえば先日の飲み会で、かますの刺身なるものが登場したのだけれど、これもまた旨かった。ことしは結構かますの当たり年なのかもしれない。 グルメの方にはきっと怒られると思うけれど、こういう塩気があって脂っけの少ない魚の干物の場合(かます、かわはぎ、その他)ワタクシはマヨネーズでべるのが好きだ。ビールが進むこと進むこと・・・ 邪道ですからよい子の皆さんはまねしないでくださいね さて酔った勢いで、久しぶりにちゃんと(つまりそれなりの値段で)買ったワインを自宅であけた。 以前アルゼンチンを旅行して以来、

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    hastings 2009/10/06
  • 原油(WTI)市場急落についての一つの仮説

    セムグループ(SemGroup)が原油のヘッジ取引で失敗し24億ドルもの損失を出して破産法適用の申請を行ったようです。この会社はいわゆるミッドストリームとして原油の仲介、貯蔵、パイプラインなどを扱うオクラホマに中心を持つ業者です。言われているのは原油のヘッジのためのショートが踏み上げられて追加証拠金(マージンコール)に応じ切れなかったため、ということですが、ニュースを知ってちょっと違和感があったのは、ショートの踏み上げならばその会社が破綻するときはそのポジションの解消によって相場が更に上昇するはずなのに、結果的にその後急落しているということです。 もちろん、バークレイズさんがポジションを引き取った(要するに市場で解消しない)とか言う話もあるしポジションのアンワインドによるマーケットインパクトはなかったのかもしれませんが、それにしても仲介業者が破綻しただけで急落するというのは不自然な思いもし

    原油(WTI)市場急落についての一つの仮説
  • 資源価格高騰と長期投資 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

    G8では一言で言うと、為替はごまかしながらもドル高追認、原油価格やコモディティ価格については問題であるという認識を共有したものの原因や対策については合意形成できず、といったところでしょうか。 原油を例に取れば、価格高騰の原因の一部が需要増加に伴うものであることには異論がないでしょうが、ここまでの高騰の背景に需要をベースとしないお金が流れ込んでいることがあるのもまた疑いのないことでしょう。「需要をベースとしないお金」というのは必ずしも「投機資金」と言い切れない部分があります。最近話題になるのは、年金基金などの長期投資にもとづくインデックス買いなどです。彼らは個別のマーケットについて特別のノウハウを持ち合わせていないのですが、ともあれ「ひとつのアセットクラスとしてのコモディティー」を「リスクリターン」の観点で最適な「分散投資」を行うために利用しようとしています。有名なカルパースは資産の一定割合

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