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2010年10月27日のブックマーク (2件)

  • 非自発的失業とは何か - A.R.N [日記]

    某所でたいへん頭のよろしい先生が大変頭の悪い発言をされていたのを読んだことを受け、日は非自発的失業について書いてみようと思う。 非自発的失業とは、経済学の標準的な失業分類のひとつであり、元々はケインズによるもののようだが、現在でも学部向け教科書では必ず出てくる。その分類では、失業は、大きく自発的失業、摩擦的失業、非自発的失業の三つに分類される。自発的失業とは、バカンスしたいとか、病気療養とか、働こうと思えば働けるのに働こうとしない場合のことを指す。摩擦的失業は仕事はあるけど能力とマッチしない場合、具体的には肉体労働者が需要があるからと言って、いきなり会計コンサルタントとして働けるかということを意味する。それに対し非自発的失業は、働きたくても働く口がないことを言う。 この分類は、プロポーズ大作戦におけるフィーリングカップル5対5を考えるとわかりやすい。5人と5人なら来5組のカップルが成立

    非自発的失業とは何か - A.R.N [日記]
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2010/10/27
  • 名目賃金の下方硬直性による失業は自発的失業か? - himaginary’s diary

    今回の非自発的失業の話に関連してネットを渉猟していたら、今月初めにロバート・ワルドマンとスコット・サムナーが、やはり非自発的失業を巡ってやりあっていたことに気付いた*1。 まず、ワルドマンが非自発的失業を説明するに当たり、一般理論の第二章第二節冒頭の以下の記述を引用した*2 *3。 現行の賃金のもとで人びとが欲しいだけの仕事を見つけることなど殆ど不可能なのが現実なのに、「摩擦的失業」と「自発的失業」の二つの分類に全ての失業が含まれるなどということが真実だろうか。というのは、需要さえあれば、普通は当然現行の名目賃金のもとでももっと沢山の仕事があるはずだからである。古典派はこの現象を第二の公理と合わせるために、現行の名目賃金で働く意欲のある労働者が全員雇われる前にその賃金での仕事の需要が満たされてしまうことがあるとしても、労働者たちはそれ以下の賃金では働かないという公然あるいは暗黙の了解がある

    名目賃金の下方硬直性による失業は自発的失業か? - himaginary’s diary