東京都は15日、新たに1308人の新型コロナウイルス感染者の報告があったと発表した。1300人を超えるのは1485人だった1月21日以来。この日開かれた感染状況を分析する都のモニタリング会議では、現状のペースで感染拡大が続いた場合、直近1週間平均の新規感染者数は、東京五輪閉幕後の8月11日には約2406人に達するとの試算が報告され、拡大に強い懸念を示した。
アウトロー・オーシャン(上):海の「無法地帯」をゆく 作者:イアン・アービナ白水社Amazonこの『アウトロー・オーシャン』は、ニューヨーク・タイムズで記者として働き、本書のもととなった「無法の大洋」と名付けられた一連の記事で数々の賞を受賞したイアン・アービナによる一冊である。海は監視が行き渡らないこと、そもそも法的な空白地帯が広いこともあって、陸地では想像もできないような犯罪行為が平然とまかり通っている。当たり前のように人間が射殺され、給料を支払いたくないために船だけ残して置き去りにする雇い主、事実上の奴隷労働など、これは本当に21世紀なのか?? と思うような悲惨な出来事が、日常のように起こり得る世界である。 著者は、5年ほどの取材期間の間に、7つの海をまたにかけ、日本の捕鯨船に攻撃を加えようと追い回すシーシェパードの船に乗り込み、石油企業と海を守ろうとする研究者らとの戦いを調査し、海上
東京五輪・パラリンピックの大会関係者を輸送するバスの乗務員が、新型コロナウイルス感染対策のずさんな施設で宿泊を強いられていることが14日までに分かりました。本紙の取材に応じた関係者は「東京に来る前にワクチン接種もできなかった乗務員もいる。感染者が出たら全員アウトだ」と怒りをぶつけました。(遠藤寿人) 宿泊場所は五輪組織委員会が借用している「国立オリンピック記念青少年総合センター」(渋谷区)内のA、B、C棟など。A棟(定員500人)は20~30の部屋が一つのユニット(まとまり)です。各部屋(6畳)にはシングルベッドがあるだけ。ユニット内でトイレ、洗面所、シャワーが各二つずつ共用となっています。 乗務員に配られた小冊子には感染対策として「三密を避ける」などが列記されていますが、朝は洗面所もトイレも行列ができます。ひげをそる人、髪を染める人…。この関係者は「密になるので廊下で並ぶ。あきらめて違う
菅義偉首相と西村康稔経済再生担当相(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る AERAdot.が独自入手した政府が都道府県へ通達した「圧力」文書と「撤回」文書 AERAdot.が既報(7月14日配信)した菅政権が都道府県へ通達していた休業要請に応じない飲食店への「第三の圧力」問題が15日、大きく動いた。 【独自入手】政府が都道府県へ通達した「圧力」文書と「撤回」文書 菅政権は酒類販売事業者向けの支援金の給付要件として、酒類提供停止に応じない飲食店との取引をやめるように求めた文書を、6月11日付で都道府県に通達。東京都や大阪府などがこの通達を受け、事業者に誓約書の提出を求めたが、SNSなどで強い反発の声が上がっていた。 菅政権はこうした批判を受けて、文書の撤回を都道府県に新たに通達したことが15日までにわかった。 西村康稔経済再生担当相、菅義偉首相らは7月8日、金融機関と酒類販売業者に対して
東京都内では15日、新たに1308人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、2日連続で1000人を超えました。1週間前の木曜日からおよそ400人増えていて、感染の急拡大が続いています。また、都は、感染が確認された4人が死亡したことを明らかにしました。 東京都は15日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて1308人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 都内では14日、1000人を再び超え、これで2日連続で1000人を超えました。 1週間前の木曜日より412人多く、感染の急拡大が続いています。 15日までの7日間平均は882.1人となり、前の週の132.9%となりました。 15日の1308人の年代別は ▽10歳未満が50人、 ▽10代が103人、 ▽20代が450人、 ▽30代が256人、 ▽40代が211人、 ▽50代が153人、 ▽60
今月23日の東京オリンピック開幕まであと8日。 東京都に4回目の緊急事態宣言が出されたことなどから、今回のオリンピックは首都圏をはじめほとんどの会場で「無観客」となりますが、各地の会場は梅雨が明け夏本番を迎える中、会場で救護にあたる医師にとっては新型コロナウイルスと似た症状との見極めに苦慮する時期になります。 それは発熱やだるさなどの点で共通する「熱中症」かどうかの見極めです。 選手や会場のスタッフの感染防止に気をつけながらどう対応していくのか、実際に競技会場で医療活動にあたる医師などを取材しました。 まもなく開幕 各地の日中の予想最高気温は?(15日時点) 今月23日の東京オリンピックの開幕に先立ち、21日には札幌市と宮城県利府町、東京調布市で女子サッカーの試合が、福島市ではソフトボールの試合が行われます。 また22日には、札幌市と東京都調布市、茨城県鹿嶋市、横浜市で男子サッカーの試合が
西村康稔経済再生担当大臣(撮影・今西憲之)この記事の写真をすべて見る 川松真一朗都議(撮影・上田耕二) 内閣府地方創生推進室と内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室から、各都道府県宛に出された通達 菅政権の迷走が続いている。 【画像】政府が通達した「第3の圧力」文書はコチラ 西村康稔経済再生担当大臣が休業要請などに応じない飲食店に対し、金融機関を使い“圧力”をかけようとした発言(8日)が大炎上。批判が噴出した。西村大臣の辞任を求める声が、野党だけではなく、SNSでも溢れた。こうした批判を受け、西村大臣、加藤勝信官房長官、菅義偉首相は慌てて撤回。併せて要請していた酒類販売事業者に対する飲食店との取引停止については、当初撤回しない方針を示していたが、13日になってこちらも撤回した。 混乱が続くコロナ対策だが、AERAdot.が入手した資料によると、菅内閣による飲食店への「第3の圧力」があっ
東京オリンピック(五輪)の選手団の来日がピークを迎え、空港には連日、数百人単位で選手や関係者が入国している。大会中、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、選手団と一般の人たちとを分離する「バブル方式」を採り入れているが、完全な遮断とはほど遠い。 13日午前、成田空港第1ターミナルの北ウイング。複数の選手団が乗った旅客機が到着すると、マスクと防護服を身につけたリエゾンと呼ばれる誘導役が空港内で出迎えた。手には「Tokyo2020 Athletes(アスリーツ)」と書かれた案内の紙。 大人数の選手団は一般客と時間差で降りてくるが、少人数の場合、他の乗客と一緒に降りてくることも多い。「降りてくる乗客にバンバン声をかけて選手、関係者を見つけて。混じっているから」。経験の浅いリエゾンに、ベテランから指示が飛ぶ。 リエゾンは、大会組織委員会から受託した旅行会社員ら。選手団の国や人数、大会関係者向け
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