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化学に関するhatatyuのブックマーク (9)

  • 宮台真司さんのトリチウム生物濃縮デマにガチ化学研究者さんが反論・解説

    神崎星辰 @chiee007 たぶんメチル水銀とかとのアナロジーで考えておられて悪意はないのだろうが、生物濃縮という現象に対する浅い理解含めて、ちょっと世間的にデマとなっては危ないので専門的見地から下記スレッドにコメントします。 twitter.com/miyadai/status… 2023-09-03 16:12:01 宮台真司 @miyadai 貴殿は有機結合トリチウムを見逃している。生体内でトリチウム水のままなら短時間(4日以内)で代謝されて生体濃縮の機会がないが、それを構成するトリチウム原子が有機物(蛋白や脂肪や核酸)と結合すると生体内に長く留まる間に(大部分は生物半減期40日で一部は1年)捕されて生体濃縮されうる。 有機結合化のメカニズムは水素置換。植物の光合成過程や動物の消化過程で、有機物内の水素原子が他の水素原子に置換されるので、トリチウム原子にも置換される。このメカニズ

    宮台真司さんのトリチウム生物濃縮デマにガチ化学研究者さんが反論・解説
  • 生命の本質を分子間の相互作用の中に見出す新しい分野──『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る』 - 基本読書

    相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る 作者:白木賢太郎みすず書房Amazonこの『相分離生物学の冒険』は、米国の学会では2018年からよく取り上げられるようになってきた、最新の生物学分野の研究テーマである「相分離生物学」について書かれた一般向けのノンフィクションである。著者の白木賢太郎はこの分野の研究者で、東京化学同人社などですでに相分離生物学の著作のある研究者だ。 相分離生物学とは何なのか。 僕は相分離生物学のことは名前すらも覚えがない(読んだことぐらいはあるのかもしれないけど)状態で読み始めたが、これはおもしろかった。現代の我々は人体を構成する要素についてかなりの部分わかってきている。DNAの解析も進み、どんなタンパク質で人体が構成されているのかも、あらかた把握できているといえるだろう。 では、そうして判明した人体の構成要素をピンセットで並べていったら、素材が完成した段階

    生命の本質を分子間の相互作用の中に見出す新しい分野──『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る』 - 基本読書
  • ダイヤモンドより硬い「ロンズデイル石」は天然の “化学蒸着” でできる可能性が判明

    【▲ 図1: キャニオン・ディアブロ隕石に含まれる1mm未満のダイヤモンドの表面には、ロンズデイル石が非常に薄い膜として存在すると言われています。 (Image Credit: Arizona State University) 】この世で一番硬い物質はダイヤモンド、とよく言われますが、科学者はダイヤモンドを上回る硬さを持つ物質を長年探索してきました (※) 。そのような物質の候補として有力視されてきたものの1つが「ロンズデイル石 (Lonsdaleite)」 (あるいはロンズデーライト、六方晶ダイヤモンドとも呼ばれる) です。 ※…しばしば誤解されますが、この場合の「硬さ」は結晶の傷つきにくさや摩擦に対する強さのことで、ビッカース硬さなどで表されます。外から力を加えられた時に変形や崩壊しにくいという意味での「硬さ」は、剛性や靭性などと呼ばれます。 ロンズデイル石は、1967年にキャニオン

    ダイヤモンドより硬い「ロンズデイル石」は天然の “化学蒸着” でできる可能性が判明
  • サラダ油に火を付けるのは引火点 - 最終防衛ライン3

    サラダ油の引火点なんか知るか(当方、危険物免許甲種所持) [B! 増田] サラダ油の引火点なんか知るか(当方、危険物免許甲種所持) 引火点と発火点を混同している人がいる気がしてならない。料理していて、サラダ油が直火に接することってないと思うんですけど? また、知識があっても経験を伴わないと、なかなか身につかないのが人間だろうと思う。現場猫案件ですね。 追記(8月11日) お前は危険物甲種名乗んな 山が当たって甲種取っただけのお前は知らんだろ.. [B! 増田] お前は危険物甲種名乗んな 山が当たって甲種取っただけのお前は知らんだろ.. 上記のはてブで、危険物第四類である引火性液体において動植物油の規程が間違っていることに気がついたので修正しました。 いきってる増田も間違っているんで、許して下さい。法改正は平成14年(2005年)だそうです。 動植物油類とは(指定数量・性質など)|乙種第4類

    サラダ油に火を付けるのは引火点 - 最終防衛ライン3
  • 植物の葉の色はなぜ緑色か? - tsujimotterのノートブック

    夏です。木々の緑が鮮やかな季節がやってきました。 [tsujimotterの母校、北大にて撮影] 植物の葉を眺めてると、私はいつもこんな疑問を思い浮かべます。 どうして緑色なのだろうか? 色は、私たちは幼い頃から知っている身近な存在です。その一方で、とても神秘的な存在でもあります。 色とは何だろうか? 考えれば考えるほど、その正体が分からなくなってしまうのです。 たとえば、みなさんは色の仕組みに関するこんな問いに答えられるでしょうか? ・空の色が青色なのはなぜだろう?(太陽の光は白色のはずなのに) ・絵具を混ぜて金色が作れないのはなぜだろう?(そもそも金色っていったい何なのだろう) ・モルフォチョウの翅の色がきらびやかな青色をしているのはなぜだろう?(自然界には青色をした物質はほとんどない) 今回考えたいのは「植物の葉はなぜ緑色なのか?」です。 この問いを突き詰めていくと、分子の中にある電

    植物の葉の色はなぜ緑色か? - tsujimotterのノートブック
  • 遺伝子編集技術CRISPRで新型コロナを治療する方法が編み出される

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな治療法として、遺伝子編集技術「CRISPR」を使ってウイルスの複製を止める方法が編み出されています。研究は初期段階ですが、変異株に対しても効果を発揮すると研究者は発表しています。 Reprogrammed CRISPR-Cas13b suppresses SARS-CoV-2 replication and circumvents its mutational escape through mismatch tolerance | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-021-24577-9 CRISPR stops coronavirus replication in human cells | Live Science https://www.live

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  • 元素の「周期律」にほころび? 金属元素「ドブニウム」が金属の性質持たず

    重い金属元素「ドブニウム(Db)」の性質を調べた結果、周期表から予想できる性質に反して金属的な性質を失っていることが分かった──日原子力研究開発機構が、7月7日にこんな研究結果を発表した。この元素の化合物を分離して調べたのは世界で初めてのことで、今回分かった性質から、いまだに完成していない周期表の理解が進むことが期待できるという。 ドブニウムは1967年に発見された、原子番号105番の元素。核融合反応で人工的に生成できるが、生成率が5分当たり1個と低いことと、寿命(半減期)が約30秒と短いため、実験で扱うのが難しく、その化学的性質は明かされていなかった。 研究チームは、同機構の加速器を使ってドブニウムを合成し、独自に開発した分離装置によってドブニウムの純粋な化合物を分離。この化合物と、ドブニウムと同じ周期表第5族の元素(ニオブやタンタル)の化合物について、気体になりやすさを比較したところ

    元素の「周期律」にほころび? 金属元素「ドブニウム」が金属の性質持たず
  • 原子が「結合・分離・再結合」する様子が初めて映像で捉えられる

    by Raphaël Biscaldi 複数の原子が結合することで分子となり、分子を構成する原子の数や種類が変化すると、分子の特性も大きく変化してきます。化学における基のひとつである、原子同士が結合したり分離したりする様子が、世界で初めて映像として記録されました。 Watch the first-ever video of individual atoms bonding and breaking https://www.inverse.com/article/62367-watch-first-video-of-atoms-bonding-breaking 原子の結合・分離の過程は、これまで映像で記録することができていませんでした。その理由は、原子同士が結合する際の「化学結合」が、人間の髪の毛の幅の約50万分の1という非常に小さなスケールで発生するためです。 しかし、この非常に小さなス

    原子が「結合・分離・再結合」する様子が初めて映像で捉えられる
  • 金属はなぜ塩水で錆びるのか? その理由は電池にあった

    金属が塩水にさらされると腐が進んで錆びていきます。 普通の水より塩水の方がよく錆びる理由を知っていますか? そこには、電池の仕組みが大きくかかわっています。 金属が塩水で錆びていく仕組みと機構を簡単に説明していきましょう。 ボルタの電池 塩水で錆びる原因を考えるには電池の仕組みを知らなければいけません。 そこで、電池の基となっている「ボルタの電池」を例にとって簡単に説明してみます。 ボルタの電池の構造 ボルタの電池は、硫酸の水溶液に、亜鉛(Zn)と銅(Cu)の電極を入れて電線でつないだものです。 ボルタの電池の反応 ボルタの電池では、亜鉛側では Zn が Zn2+ というイオンになり溶けだす反応が起こります。 そのとき、電子e–をふたつ導線に送りだします。 銅側では、水溶液内の水素イオン(H+)ふたつが、水素分子(H2)になるという反応が起こります。 その時に導線から流れてきた電子をふ

    金属はなぜ塩水で錆びるのか? その理由は電池にあった
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