前回は、基本的な表現の持つ広がりと「遊び心」の大切さについてお話しました。基本的な表現、つまり簡単な「決まり文句」は、ともすれば応用につながらないと思われがちですが、しっかり覚えると逆に応用性が高まります。また、「遊び心」については、「英語の勉強に対して遊び心とは何事か!」と誤解されることを恐れてかなり迷ったのですが、ここは絶対に避けて通れない点ですので、思い切って扱った次第です。 「遊び心」を持つことは、学習効果を高めます。人間の頭は「気まぐれ」で、気の向いたことしか覚えてくれないのですが、いったん気が向くと、恐るべき能力を発揮するからです。 今回は、具体的にどうすれば良いのかについて、2人の実例を挙げてお話ししたいと思います。まずは、「遊びながら学ぶ極意」という、そのままズバリのタイトルのレポートを書いてくれた学生です。 遊びの要素を入れてTOEIC800点 彼女は高校に入って間もなく
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