「機械学習」「ディープラーニング」「ブロックチェーン」「ドローン」など、社会経済を大きく変える可能性があるとして注目を集める先端テクノロジー。ニュースや新聞でも取り上げられることが多くなっており、その重要性は社会に広く認知され始めているといえるだろう。 一方、イノベーターや起業家の間ではすでに次に来る技術への準備が着々と進められている。 次世代テクノロジーの中でも、実現可能性が高く、インパクトが非常に大きいといわれているのが「AR(拡張現実)クラウド」だ。 ARと言えば、ポケモンGOやIKEAのARアプリが有名だろう。スマホのカメラが映し出す現実空間に、CGの3Dモデルを重ね合わせ、仮想の物体があたかもそこに存在するかのように表現できる技術。 これまでのARアプリでは、スマホに映し出される3Dモデルや情報は、そのスマホでしか見ることができなかったが、クラウド化することで複数のスマホでシェア
クウジットは7月24日、野菜や卵などの商品にスマートフォンのカメラをかざすことで、生産者などの情報が見られるアプリ「産地AR」(iOS/Android)の提供を開始した。価格は無料。 産地ARは、商品の生産者や流通者が、産地情報や産品の開発・改良など、商品の背後にあるストーリーを配信できるサービス。商品やパッケージなどに印刷された専用の読み取りコード「ARマーカー GnG CyberCode」に、アプリのカメラをかざすことで、ARマーカーに対応する各商品の産地や特長などの情報を閲覧できる。 生産者向けには、10秒程度のARアニメによる視覚効果とウェブサイトへのリンクから構成される「汎用パッケージ」と、購入回数に応じたメッセージ配信やクーポン情報など、よりリッチな産地情報を提供できる「カスタムパッケージ」の2種類を提供する。産地情報の登録はクウジットが担当する。 産地ARは、伊藤忠ファッショ
モバイルARアプリ開発“超”入門(6): ARに使えるOpenCVで作る画像認識Androidアプリ (2012/3/1) モバイルARアプリ開発“超”入門(5): iPhoneで動くARアプリを作るためのライブラリ10選 (2012/1/25) モバイルARアプリ開発“超”入門(4): 3DモデルがアニメーションするARをOpenGL ESで作るには (2011/12/21) モバイルARアプリ開発“超”入門(3): NyARToolKit for Androidよりも簡単なAndARとは (2011/11/16) モバイルARアプリ開発“超”入門(2): NyARToolKitでマーカー型ARのAndroidアプリを作る (2011/10/24) モバイルARアプリ開発“超”入門(1): いまさら聞けないAR(拡張現実)の基礎知識 プログラミング未経験でも手軽にAndroidアプリが作
日本気象協会は7月22日、カメラ画面上に周辺の雨量を表示するiOSアプリ「Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-」の提供を開始した。 「Go雨!探知機 XバンドMPレーダ」は、国土交通省による最新式レーダー(XバンドMPレーダ)のネットワーク「XRAIN」で得られた雨量データを、AR(拡張現実)機能でカメラ画像に重ねて表示するアプリ。XバンドMPレーダは高分解能・高頻度の観測が可能で、集中豪雨や局地的豪雨に対する情報源として期待されている。 同アプリではレーダーで観測された雨量情報が、実際の雲に重ねて表示されるため、「今いる場所の周辺で雨が降っているかどうか」を簡単に確認できる。 雨量情報は現在地から周囲5kmの範囲について250m間隔で見ることができ、現在地で雨が降っている場合は雨の強さ、雨が降っていない場合は最寄りの雨雲までの距離と方向が表示される。
精度が向上したARに目を付けたのは前回紹介したユニクロだけではない。建築分野や製造分野でも、ARで仕事の進め方が変わりつつある。 メーカー50社がデータ提供 建材や住宅設備のシミュレーションにARを採用したのが、ペーパレススタジオジャパンだ。2013年4月から、窓やドア、便器など建築設計で用いる3DデータのARサービスを始めた。 このサービスを建築士やインテリアコーディネータなどが使うと、施工後のイメージを視覚的に把握しながら、建物や部屋をデザインすることができる。例えば、トイレを設置するシーンがあったとしよう。建築士は設置場所の床に「マーカー」を置き、タブレットを介してその場所を見てみる。すると、タブレットで撮影した映像に、CGで再現されたトイレが映し出される(図1)。
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