NHKスペシャル『調査報告 STAP細胞 不正の深層』を見た。入念に取材・構成された力作だったとの感想。 NHKスペシャル 素人である私には印象しか語れないわけだが、小保方晴子と笹井芳樹はやはり「真っ黒」で、かつ2人は「共同正犯」だったとの、従来から持っていた心証を強めた。 当初一部で言われていたような、「小保方晴子の単独犯で、笹井芳樹をも騙していた」という説など、もはや誰も信じないだろう。 番組が描き出した笹井芳樹の「政治力」はすさまじいものだった。おかげで笹井芳樹の印象はますます悪くなった。 一方、小保方晴子の印象は、私にとっては既に地に堕ち切っているので、番組を見る前後で何の変化もなかった。 今回の番組が、この件の議論の行方に影響力を持ちうるだろうか。それとも、それでも下村博文(と安倍晋三?)の不可解な小保方晴子の庇い立てが続くのだろうか。