インターネット動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で、不正にアクセス数を増やして人気を煽る手口が横行し、米国で論争を呼んでいる。ロサンゼルス・タイムズのWeb版(2007年5月3日)が報じたもので、ほかにもいわゆる「やらせ」でランキング上位を狙う手口も紹介された。クリック広告のほかに、動画サイトでも「不正アクセス」が深刻な問題になりそうだ。 ロサンゼルス・タイムズによると、「グリーンティー・ガーリー」という若い女性が短くあいさつするだけの動画が登場初日に17万アクセスを記録した。動画の女性は緑茶の販売員で、友人の大学生が投稿した。自動的にアクセスを繰り返すプログラムの利用などを使って、人為的にアクセスを増加させた。 動画だけの問題ではない アクセスはランキング上位に集中する傾向があるため、上位入りを果たせば人気が加速してアクセスが増えていく仕組みになっている。いまのところ、即収入に結