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日本語と言葉に関するhatbetのブックマーク (2)

  • 「ホルモン焼き」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    ブタなどの内臓を切って焼く料理を「ホルモン焼き」と言います。この「ホルモン」は、ドイツ語のHormon(内分泌物質)から来たと考えられます。ところが、「実は日語だった」と言われることがあります。『日国語大辞典』第2版の「ホルモン焼き」の項目にも、次のように記されています。 〈一説に、かつて臓物は捨てていたので、ホルモンは「ほうるもん(放物)」に由来するという〉 私が日頃信頼を寄せている辞書の記述ですが、残念ながら、この部分は俗説、つまり事実でないと考えるべきです。 「ほうる」は、特に西日で「捨てる」の意味で使われます。「ホルモン=ほうるもん」という説は関西あたりから広まったのでしょう。作家の藤(ふじもと)義(ぎ)一(いち)も小説『商人萬歳』(1983年)の中で〈大阪弁の捨(ほ)る物(もん)であった〉と記しています。 でも、不自然なことがあります。一般に、売る品物のことは「売り物」と

    「ホルモン焼き」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | 連載 | 考える人 | 新潮社
    hatbet
    hatbet 2023/03/12
    ホルモン焼きの語源は「放るもん」ではないという考察。面白い。すぐ忘れるから、ちゃんとメモメモ。
  • 後世に残したい美しい言葉 5選

    ①孫衛星衛星の周りを回る衛星のことを孫衛星という。 しかしこのような天体は天然には発見されていない。 実物はないのに未来に発見される可能性のために名前だけが付いている。 言葉の影響力は今この世界のみに及ぶのではないことを教えてくれる。 ②トリプルA面メイン曲が3曲入っているシングルCDのこと。 A面B面とはレコードからの名残である。メイン曲をA面、カップリング曲をB面と呼び、両方の曲がメインとなる場合は両A面とかダブルA面という。 そこまでは良いのだが、トリプルとなると元のレコードのイメージは完全に崩壊する(レコードに面は3つもない)。 つまり元はレコード由来の概念だったものをCDに拡張した際、面という言葉が意味を失い、抽象世界上の産物になったが故に成立した言葉なのだ。 言葉は実世界から発生するが、必ず手の届かない抽象世界へと逃げていくことを教えてくれる。 ③幽霊文字JIS規格に紛れ込んで

    後世に残したい美しい言葉 5選
    hatbet
    hatbet 2021/10/29
    この世に存在しないものを指す言葉。すごい。
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