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ブックマーク / www.sejp.net (5)

  • 米国が台湾にF16を売却するだけで「中台軍事バランス」が変わる理由

    米国は台湾にF-16戦闘機の最新型を輸出することを決めた。 F-16を66機台湾に供与することになるが、中国は反発している。中国共産党政権は米国に対抗措置を行うと威嚇しているので、今後米中関係がさらに悪化するのは確実だ。 第4世代戦闘機なのに 米国が台湾に供与するF-16は第4世代戦闘機に分類される。 これは中国人民解放軍空軍が開発・配備を進める第5世代戦闘機よりも性能が劣る。同じ第4世代戦闘機ではバランス型で、F-15戦闘機やSu-27戦闘機と比べればレベルが低い。 それでも中国共産党台湾へのF-16供与に反発するのは、人民解放軍空軍のSu-27系列がそれよりも性能が劣るということを暗に示している。 数では多い 人民解放軍空軍の作戦機は1,000機以上で、台湾空軍よりも300機ほど多い。つまり数では台湾空軍を圧倒している。しかし米国がF-16戦闘機を66機供与するというだけで強く反発し

  • 「憲法9条」が平和を守るどころか戦争を招く 6つの歴史的実例とは

    国内には「憲法9条信者」が多いが、現在の日国憲法は日を弱体化させるためにGHQの命令によって制定されたものだ。反日的な勢力からすれば、日の弱体化は大歓迎だ。従って、憲法9条は日弱体化の武器になる。 憲法9条が平和を維持する価値観だと信じる者たちは、国際社会の平和の意味を知らないし、国際社会の現実を見ていない。 国際社会の平和 国際社会は、古代から「強国」と「強国に従う弱国」に区分される。強国は、今の平和が自国にとって都合が良いから現状維持を望む。弱国は、そのような平和が心では気に入らないが、強国に従うことで生き残ることができる。国際社会の「平和」は、強国のための平和だ。これが古代から現代まで続く「平和」の真意である。 国際社会の「平和」は強国に都合が良いルール(秩序)であるから、「今の平和」を受け入れることは強国の価値観を受け入れることを意味する。平和とは全ての国を平等とする

  • 独裁政権・中国共産党が最も恐れる「易姓革命」の呪縛とは

    中国の悪しき伝統の一つ、それは「易姓革命」である。 古代より中国大陸では、人が集まれば力となり、反乱の種になった。中国には「天命の思想」と呼ばれるものがあり、ここでいう「天」とは、すなわち「民衆の心(支持)」を表す。 覇者は天命によって中華皇帝になれるが、天命が革(あらた)まれば王朝は消滅(=革命)した。 しかし中国共産党歴史・伝統を否定しており、文化大革命(西暦1966-76年)では宗教・伝統・歴史を暴力で徹底排除した。中国共産党は近代的イデオロギーである社会主義・共産主義を掲げるが、それでも「易姓革命」の呪縛だけは逃れることが出来ない。 法輪功を恐れる 「法輪功」とは、伝統的健康法である気功を体系化した気功集団である。その思想の土台には仏教や道教がとりいれられているのだが、法輪功が宗教組織として機能しているとまでは言えない。それでも中国共産党が法輪功を敵視する理由は、「学習者」と呼ば

  • 丸山穂高議員への批判者が知らない、国際社会における領土問題の現実とは

    丸山穂高議員は「戦争発言」で悪人にされた。戦後日戦争を犯罪と同じと見なし、全ての戦争を悪とした。これは国際社会の現実を無視した認識だ。 戦後日社会には、自己が理解できることは正義で、理解できないことは悪とする単純な善悪論が蔓延した。 この「全ての戦争は悪である」という認識は誤りであり、国際社会の基準から戦争を見直すべきだ。そうしなければ竹島や北方領土(あるいは今後の尖閣諸島)の問題を理解出来ないし、領土奪還など不可能となるからだ。 戦争政治 国際社会では「政治の延長として戦争があり、戦争政治の一つ」と認識されている。つまり外交交渉で解決できないことは、戦争で解決するということが国際社会の現実である。 国家戦略 = 外交 × 軍事 国際社会では軍事と外交は表裏一体であり、外交交渉を行うために軍事力を背景にする。それは、外交交渉で解決できない問題は、軍事力で解決するということを意味す

  • アジア安全保障会議で中国が対米最後通牒「武力行使は放棄しない」

    西暦2019年5月31日より、シンガポールでアジア安全保障会議(シャングリラ会合)が行われている。 この会議は、相互信頼と地域の安定を目的とし、アジア・欧米の国防相や軍高官が定期的に交流し意志疎通を行なっている。いわば、不要な戦争を回避する人類の知恵なのだが、対立が激化すると間接的な最後通牒や宣戦布告が行われる場にもなりうる。 魏国防相は台湾との『再統一』について、可能な限り『平和的な手続き』を目指していくが、武力行使は放棄しないと述べ、人民解放軍の決意を過小評価することは「極めて危険だ」と警告した。 ▽「米国が戦い望むなら受けて立つ」 貿易問題で中国国防相(AFP) https://www.afpbb.com/articles/-/3227992 舌戦 アメリカ中国の覇権拡大を批判し、中国は自国の主権保護を盾に反発。中国の覇権拡大は南シナ海・インド洋まで及び、周辺国の国家主権を脅かすま

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