岡山県瀬戸内市邑久町尻海の旧玉津小学校の校舎に今春、2年制の専修学校「日本ITビジネスカレッジ」が開校する。 留学生の職業紹介などを手掛ける会社「アジアマーケティング」(福岡市)が、学校法人と学校設置の認可を受けており、学生の8割程度は外国人を想定。市の校舎活用事業で、地域活性化が期待されている。 同小学校は児童減少のため、2013年3月に廃校となった。市は16年3月、跡地利活用事業を公募。同社の専修学校事業を採用し、昨年12月に県から認可を受けた。 「国際ビジネス」「外国語」の2学科で、定員は各80人。国際ビジネスは農水産ITと貿易の専攻があり、プログラミングや貿易業務を学ぶ。外国語では、日本語や中国語、英語を学ぶとしている。 同社の田中旬一社長は瀬戸内市出身で、学校法人「せとうち」の理事長に就任。教員は専門家や実務経験のある6人を確保、非常勤も予定している。学校には通信環境を整備し、ト