朝鮮人の立場から植民地支配責任の問題について論じるブログ。橋下大阪府知事は予告通り朝鮮学校を「視察」し、高校「無償化」と何の関係もない肖像画問題等で朝鮮学校を恫喝した。偶然見てしまったのだが、テレビに映し出されていたのは、強要された「歓迎」のなか、敢然と「不法国家」との関係をただす橋下知事と、話さなくてもいいことまで話し、しなくてもいい「約束」までしてしまった大阪朝高側関係者の哀れな姿だった。しかも鳩山内閣は高校「無償化」からの朝鮮学校除外を固め、「教育内容を検証するための第三者機関」なるものへ判断を丸投げしてしまった。全くの見せ損である。 こうした橋下の「視察」そして恫喝は日本のおおよそのメディアの支持のもとに行われたものとみるべきであろう。何より橋下の行動は新聞各紙の論調とそうずれているわけではない。『朝日』は、今後肖像画は無くなっていくだろう、だから無償化から除外するな、と主張してい