総務省は15日、2013年10月1日現在の日本の総人口が前年比21万7000人減の1億2729万8000人となり、3年連続で減少したとする人口推計を発表した。 15~64歳の生産年齢人口は同116万5000人減の7901万人で、32年ぶりに8000万人を下回った。65歳以上の高齢者の割合は25・1%となり、初めて総人口の25%を超えた。 総人口のうち、日本人の人口は同25万3000人減の1億2570万4000人で、過去最大の減少幅。外国人(日本在住3か月以上)の入国者数から出国者数を差し引いた「社会的増減」は、09年以来4年連続で前年を下回っていたが、東日本大震災からの復興の本格化や景気回復などにより、5年ぶりに増加に転じて同3万7000人増となった。